食べ物達のモノサシ「日本食品標準成分表2010」発表

2010/11/22 06:37

秤文部科学省は2010年11月16日、「日本食品標準成分表」などの改訂について発表した。食品の各種栄養成分について収録されたデータ集で、書籍化などで広く公知され、食関連のビジネスや病院における栄養指導、各種給食、個人の栄養管理などにも欠かせない、「食のモノサシ」となるデータ。同省では今件成分表を「日本食品標準成分表2010」と命名している(【発表リリース】)。

日本食品標準成分表は日常的な食品の各種成分に関するデータの集合体で、学校・病院など各種公的機関の給食や食堂メニューにおいて栄養素を計算する上での資料となるばかりでなく、外食産業や個人、各種団体におけるダイエットプログラム、さらには一般販売されている食品の栄養成分量の計算にも用いられることが多い、日本における代表的な「食のモノサシ」。原則的に食品の食べられる部分100グラム当たり、どれほど各種成分が含まれているかが示されている。1950年に第一表が作成・公開され、今回の訂正補完を合わせて7回目の発表となる。

はかりこれまでは「五訂増補日本食品標準成分表(五訂)」が使われてきたが、今回の「日本食品標準成分表2010」では食品数は1878と変わらないものの、成分項目を7つ追加して50に増強。いわば「五訂」の再増補に近い版のものとなる。

追加されたのは「アミノ酸組成によるたんぱく質」「トリアシルグリセロール当量」「ヨウ素」「セレン」「クロム」「モリブデン」「ビオチン」。例えば「アミノ酸組成によるたんぱく質」によって、実際に摂取されているタンパク質の量をより正確に把握できるようになる。

「今すぐにデータが知りたい」という人は、発表資料からたどれる【資源調査分科会報告「日本食品標準成分表2010」について】で調べることができる。また、今回発表された「日本食品標準成分表2010」に対応する書籍は今後逐次各出版社から発売される。関連書籍を購入予定の人は、特に急がない場合は今件データを反映させた版が登場するまで待った方が、賢い選択といえよう。

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