【更新】携帯写真で料理を撮ればカロリー計算・健康増進アシストサービス実証実験開始へ

2010/11/26 07:02

カロリー自動算出NTTコミュニケーションズとNTTレゾナント、foo.logは2010年11月22日、食事・運動の両面から、簡単な操作とていねいなアドバイス機能で個人の健康的な生活習慣を支える「健康増進アシストサービス(仮称)」を開発、2011年1月をめどに共同で実証実験を開始すると発表した。携帯電話などで撮影した食事の写真を元に摂取カロリー、各種運動時におけるカロリー消費量を自動に算出し、情報として記録するシステムがセールスポイントとなっている([発表リリース])。

↑ 仕組み概要
↑ 仕組み概要

NTTコミュニケーションズでは利用者の「生活習慣データ」をクラウド上で保管・分析することにより、利用者の生活を便利で快適にするサービスを提供していく構想のもと、健康管理・増進系サービス分野に着目。ダイエットや健康管理の継続的な取り組みをサポートするコミュニティサービス「gooからだログ」を提供しているNTTレゾナント、および撮影した写真を送信するだけで食事の管理・記録を行うことができるウェブサービス【FoodLog】を提供しているfoo.logのノウハウを活用して、三社共同で本実験を行うこととした。

具体的には

1.食事の前に携帯電話で写真を撮影しておくだけの簡単な操作で、食事画像解析システムにより、カロリーの算出や類似メニューの表示を自動で行うとともに、主食/副菜/主菜/牛乳・乳製品/果物という「食事バランスガイド」上の区分や量を自動推定し、クラウド上でデータを蓄積。

2.位置情報や加速度情報をもとに、日常的なウォーキングなどによるカロリー消費量を自動で算出・登録し、クラウド上にデータを蓄積。

3.食事(摂取カロリー/栄養素)や運動実施の状況も体測値データ、位置情報などから、お勧めレシピやエクササイズをタイムリーに提案(コンシェルジュ)する。

4.ユーザーの目的に応じて、本格的なエクササイズやレシピなど豊富で分かりやすい動画/画像コンテンツを提供。

5.ライバル比較、ビフォー/アフター機能、ソーシャル機能、個人に適したメッセージなどにより、ユーザーのモチベーションの維持・向上を支援。

6.健康管理機器(体重計、歩数計など)との連携により、簡単に体測値データを登録。

7.ネットワークフリー、マルチデバイス対応により、いつでもどこでも、ライフスタイルに合わせて利用可能。

としており、これらの機能は順次提供していくとしている。

システムの肝となる食事の画像解析機能については、元々東京大学が開発した食事画像解析技術について知的財産ライセンスを提供された「FoodLog」で展開されているもの。

↑ 食事画像解析概要図
↑ 食事画像解析概要図

FoodLogでは撮影された食品のカテゴライズが行われるが、今件「健康増進アシストサービス」ではさらにカロリーについても推定算出。その上ユーザーが直接数字を入力することで学習させ、精度を高めることもできる仕組みとなっている。

今件実証実験は上記にあるように、2011年1月上旬開始予定で、スマートフォン向けアプリケーションの無償ダウンロード提供などを予定している。実験モニター募集の詳細に関しては、今後公知予定との事。さらに本実験ではユーザーの利用状況やアンケート調査などにより、改善や追加が必要な機能の検討および諸課題の抽出などを行う予定であるとしている。

今回発表されたリリース・機能概要については、特に食事画像解析、具体的には「(携帯電話で)料理の写真を撮影するだけで、その料理の栄養成分概要やカロリーが類推できる」という仕組みに注目が集まっている。説明を読み通す限りでは参加者による利用とデータ補正の数が多ければ多いほど精度も高まるはずで、「利用者の増加がサービスの向上につながる」という、デジタル系データ集積サービスとしては理想的なシステムとなっている。さまざまな期待が持てるだけに、今後の実験の動向には大いに注目したいところだ。

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