電気ストーブの事故・過去五年間に死者102人、使用法に注意とNITEが注意喚起
2010/11/26 12:20



↑ 2005年度-2009年度における電気ストーブ事故のうち2005年度-2008年度製製品起因事故353件における、ストーブ種類別区分
NITE側の発表によると電気ストーブの事故のうち28%は利用者側の間違った取扱いや不注意によるものと考えられ、その中でも「寝具・衣類・家具など可燃物にヒーター部が接触したもの」「乾燥中の洗濯物が落下したもの」の双方事由で9割に達している。また、設計・製造・表示に問題があったものが38%で、この中にはリコール品も多数含まれ、中でもハロゲンヒーターが約7割を占めている。

↑ 2005年度-2009年度の電気ストーブ事故発生件数(各月合計、月確定件のみ)
電気ストーブ全般における事故は毎年寒さが増す11月以降に発生することが確認されている。今年は西日本において例年より寒さが厳しいことが予想されるため(【日本気象協会・3か月予報】)、その地域の人たちは電気ストーブをより多く使うものと思われる。くれぐれも取扱いに注意すると共に、もう一度自宅の電気ストーブを確認し、今件リリースと照らし合わせてリコール対象品でないかどうかをチェックしてほしいものだ。

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