スカイマーク、日本航空退職者を大量採用へ

2010/12/02 06:16

スカイマーク【スカイマーク(9204)】は2010年12月1日、更生計画で再建が進められている日本航空の退職者を対象にした大量採用を決定したと発表した。2013年までに計470人ほどを採用する計画。日本航空では今年度中に1万人以上の削減を予定しており、人材の受け皿の一つとして有望視されそうだ(【発表リリース】)。

↑ ルフトハンザドイツ航空で活躍中のA380。
↑ ルフトハンザドイツ航空で活躍中のA380。

スカイマークでは以前【スカイマーク、大型旅客機A380を国際線用機として導入へ】で触れたように、上の写真にあるフランスのエアバス社の大型航空機「Airbus A380」を2014年度をめどに、「国際線用機材」として導入、海外主要路線での運航を計画している。それに伴い、また航空業界内の動向などを踏まえた上で、再就職先を求める日本航空の退職者の一部を受け入れることとした。

具体的にはパイロット(運航乗務員:機長要員・副操縦士要員)が約120人、整備士が約50人、客室乗務員が約100人(2013年までに合計約300人)の合計470人ほどを採用する。専門知識を有し、経験豊富な人材を雇用することで、いわゆる「即戦力」として活躍してもらう目論見。

同じ航空業界とはいえ、風土も給与形態も異なるスカイマークにどれほどの退職者が足を運ぶのかは現時点では分からない。とはいえ専門職でありながら、ニーズが見つかりにくい業界での大量採用は、該当者には魅力的に映るに違いない。一方スカイマーク側は先日のA380購入計画の話が持ち上がった際、予算繰りや集客の問題と共に懸念されていた人材の確保について、今回の大量採用決定が極めて有効な打開策となる。あるいはこれを見越して、国際線への参入・A380購入を決めたのかもしれない。

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