来年春からこんな感じ・切手などの新デザイン発表

2013/12/10 06:30

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52円切手と82円切手日本郵便は2013年12月6日、2014年4月1日からの郵便料金改定に伴う、新料額の普通切手や郵便葉書などのデザインを発表した。またこれに伴い、旧料額となる普通切手や郵便葉書、さらにはこれまで利用が少なかった券種について、2014年3月31日付で販売を終了することも合わせて発表している。なお販売が終了しても購入済みの切手や葉書は引き続き使用できる(【発表リリース:新料額の普通切手及び郵便葉書等の発行等】)。


↑ 左から2円切手、52円切手、82円切手
↑ 左から2円切手、52円切手、82円切手

先日【はがきは52円、封筒は82円からに、ATM手数料も108円に…日本郵便・ゆうちょ銀行、来年4月から各種値上げへ】でもお伝えした通り、日本郵便では2014年4月1日からの消費税率引き上げに伴い、各種郵便料金の改定(値上げ)を決定。多用される切手や葉書の料金も必然的に変わることになった。そこで料金改定のタイミングに合わせ、各種切手や葉書のデザインを変更、新料金体系に合う額面のものを発行する。

今回発表されたデザインは、一部を除き植物や植物を多用に含んだ背景をモチーフにしており、大人しいビジュアルとなっているのが特徴。もっともよく使われるであろう52円切手(通常のハガキ代)はソメイヨシノ、82円切手(通常の封書代)はウメをモチーフにしている。また、料金改定に伴い需要が増加することが予想される一方、これまでは販売が休止されていた2円切手は、かつての秋田犬の再販では無く、新たに描き起こされた新デザインのもの(エゾユキウサギ)となる。

これらの新デザインの切手や葉書は2014年3月3日から発売される。また特定封筒(レターパック)は3月24日からの発売(旧料額の在庫が無くなり次第順次切り替え)となる。

一方、料金改定に合わせて利用が少なくなると予想される、あるいは元々利用が少なかった切手や葉書は、2014年3月31日付で発売を終了する。例えば切手なら70円、80円、90円、110円、130円、160円、200円、270円、300円、350円、420円切手などが該当する。特に200円切手(埴輪)は1976年に発売を開始した、年代物のデザインではあるが、今回の改定で現役からは引退することになる。

↑ 今回の料金改定で販売を終了する切手(一部)
↑ 今回の料金改定で販売を終了する切手(一部)

各デザインを好んでいる人、思い入れがある人、切手収集を趣味としている人などは、今のうちに必要な量を買い求めておくことをお勧めする。


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