小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」量産型初号機、初飛行成功

2010/12/23 06:25

HondaJet[ホンダ(7267)]は2010年12月22日、同社の100%子会社【ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company)】が現地時間の2010年12月20日に小型ビジネスジェット機「HondaJet」の量産型初号機の初飛行に成功したと発表した。今後アメリカで飛行機を販売する際に求められる【FAA(the Federal Aviation Administration、アメリカ連邦航空局)】の型式認定取得に向けて、各種飛行実験が繰り返されることになる(【発表リリース】)。


↑ 「HondaJet」のプロモーション用・ホンダの公式動画。
↑ 「HondaJet」のプロモーション用・ホンダの公式動画。【直接リンクはこちら】


↑ 初飛行の様子。ホンダUKの公式動画。
↑ 初飛行の様子。ホンダUKの公式動画。【直接リンクはこちら】

「HondaJet」は公式サイトの解説にもあるように、同社が1986年から研究に着手してきたプロジェクトの一環で、2003年には小型ビジネスジェット実験機としてその名前を冠する試作機を完成、フライト試験を開始している。エンジンには独自開発のターボファンエンジンHF118を搭載、その後GE社と業務提携を行い合弁会社のもとでHF120を開発し、量産機はこちらを搭載する予定。また同機はすでに北米だけで100機以上の受注を果たしており、価格は1機あたり390万米ドル(2008年当時のリリースから。一部報道では現行で450万ドルとするものもある)。

Honda Jet今回の量産型の初飛行はアメリカ・ノースカロライナ州にあるピードモントトライアッド国際空港で行われたもの。飛行時間は約50分ほどで、性能や飛行特性の評価、その他システムの機能試験などが実施された。HondaJetの開発責任者であり、開発・製造・販売を担当するホンダ エアクラフト カンパニー社長の藤野道格氏は「今回の量産型初号機の初飛行の成功は、HondaJetの開発、認定における重要なマイルストーンであり、FAAの認定基準を満たす機体の開発が順調に進んでいることを実証しました。性能や飛行特性が非常に優れていることを確認し、Hondaの技術力の高さを実証できたことを大変うれしく思います。今までにない最先端の小型ビジネスジェット機をお客様にお届けできるよう、引き続き努力していきます」と語っている。

また、ホンダ エアクラフト カンパニー本社(ノースカロライナ州グリーンズボロ市)の隣接地に建設中の機体生産工場は2011年前半に完成予定で、2012年の量産開始に向けて、準備を進めているとのこと。

ホンダの新しい主力ビジネスになることを期待しながら、ライバル他社(例えばセスナ社)との動向もあわせ、今後の飛行実験の成果に注視したいところだ。

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