電子たばこ11銘柄に、吸い込む蒸気にもニコチンが・販売すでに中止だが注意勧告

2010/12/28 06:22

電子たばこ厚生労働省は2010年12月27日、市販の電子たばこの一部に液体から微量ながらもニコチンが検出された問題について、同銘柄においては実際に利用者が吸引する霧状の蒸気にもニコチンが含まれていることが明らかになった。薬事法に抵触する可能性が高いが、これらの銘柄はすでにすべて市場での販売を中止している。今件について報告を受けた消費者庁側では事業団体に対し、安全対策を講じるよう要請すると共に、消費者に注意喚起を行うことにしている(【発表リリース】)。


↑ 電子たばこの仕組み
↑ 電子たばこの仕組み

厚生労働省では今年8月に国民生活センターの調査で「カートリッジにニコチンが含まれている」と判明した電子たばこ11銘柄について、国立医薬品食品衛生研究所で分析した結果、霧化した蒸気(煙代わりに吸い込むもの)からニコチンが検出された。そのうち9銘柄は「ニコチンは含まれていない」との表記つきだった。これらは、

・ニコチンを含むカートリッジは薬事法上の医薬品に該当
・カートリッジの中にあるニコチンを霧化させる装置は薬事法上の医療機器に該当

することになるが、いずれも医薬品としての認定はされていない。該当11銘柄はすでに販売の中止が確認されているが、すでに購入済みの人は、ニコチンの経口摂取を避けるためには、使用を避けるようにと求めている。

該当する電子たばこの一つなおニコチンが検出された銘柄だが、製造国は5つが中国、残り6つは「記載なし」とある(商品名を元に検索した限りでは、明記製品同様に中国産の可能性が極めて高い。複数の大手通販サイトでは「中国産」と記述)。恐らくは輸入業者が商品内容まで明確に把握しきれていなかったか、表記をうのみにしたものと想像される。

昨今では電子たばこはインターネット上や書店などでも気軽に買える、たばこ代替品として注目を集めている。しかし残念ながら今件のように、規制に合致しないものもあるし、ネット通販ではルールの甘い海外製品がそのまま入荷されている(あるいは自身で購入する)場合もある。安全性の問題もあるため、くれぐれも注意してほしいものだ。

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