【更新】牛丼御三家、揃って期間限定で牛丼値下げ
2011/01/07 06:38


三社の主力商品である牛丼(牛めし)の安売りキャンペーンは次の通り(いずれも2011年)。
■吉野家
・期間……1月11日午前10時-1月17日午後3時
・価格……牛丼並盛270円(定価380円)、その他牛丼・牛皿・牛丼弁当・牛鮭定食・牛鮭サラダ定食を定価から110円引き
■松屋
・期間……1月11日午前11時-1月17日午後3時
・価格……牛めし並盛240円(定価320円)、その他牛めしの各セットを値下げ
■すき家
・期間……1月11日午前9時-1月17日(1月18日午前9時まで)
・価格……牛丼並盛250円(定価280円)、その他各サイズも値下げ
・期間……1月11日午前10時-1月17日午後3時
・価格……牛丼並盛270円(定価380円)、その他牛丼・牛皿・牛丼弁当・牛鮭定食・牛鮭サラダ定食を定価から110円引き
■松屋
・期間……1月11日午前11時-1月17日午後3時
・価格……牛めし並盛240円(定価320円)、その他牛めしの各セットを値下げ
■すき家
・期間……1月11日午前9時-1月17日(1月18日午前9時まで)
・価格……牛丼並盛250円(定価280円)、その他各サイズも値下げ
三社はこれまでもタイミングを合わせるかのように相次いで主力商品の期間限定キャンペーンを展開してきた。今回は奇しくも三社ほぼ同じ時期での安売りなだけに、各社の成果動向が気になるところ。
本日別記事で挙げた三社の2010年12月分の営業成績にも見られるように、短期的には牛丼の値下げはプラスに働いているように見える。しかし中長期的に見れば、かつてマクドナルドが陥ったように「商品全体の価格イメージの下落」を招きかねない。その場合、牛丼以外の商品比率の高低が明暗を分けることになるのだが、その観点で見れば吉野家が一番不利な立ち位置にある。
その「消耗戦」で一番不利にいることを認識しているからこそ、吉野家は「牛鍋丼」「牛キムチクッパ」などの新戦略商品を展開し始めたと考えられる。とはいえ元々吉野家は多数メニューを提供する構造では無い。一連の値下げ競争では、その点でも吉野家が一番苦労しそうだ。
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