Bluetoothで描いた文字や絵をデータ送信・デジタルボールペン「airpenPocket(エアペンポケット)」登場

2011/01/28 19:30

airpenPocket(エアペンポケット)ぺんてるは2011年1月28日、Bluetooth無線を使って、紙に書いた筆跡をワイヤレスで転送できるデジタルペンシル(ボールペン)『airpenPocket(エアペンポケット)』を同年2月12日から発売すると発表した。ペン部分はボタン電池SR41を2つ用い、連続筆記で90時間程度使用可能。メモリユニットはリチウムイオン充電池を用い、連続時間で8時間使用できる。マッキントッシュやWindowsにデータを送れるだけでなく、順次Bluetooth無線方式の通信機能を持つスマートフォンやタブレット端末に対応予定。また、クラウドサービスのEvernoteと併用することで、スマートフォンなどを経由してパソコンを使わずにワンクリックでデータの送付が可能となる。価格はオープンプライスだが大手量販店では1万8000円前後での販売を予定している(【発表リリース】)。

↑ カラーは二種類、ブルーメタリック(左)と鮮やかなグリーン(右)
↑ カラーは二種類、ブルーメタリック(左)と鮮やかなグリーン(右)

「airpenPocket(エアペンポケット)」は受信ユニットにBluetooth無線を搭載したデジタルペン。Windows PCやマック、スマートフォンなどのソフトウエアで接続設定しておくことで、紙に書いた筆跡をリアルタイムに画面で確認することができる。また、受信ユニットのメモリに一時保存したメモを、パソコンやスマートフォンに移動する機能もすべてワイヤレスで作業が行える。

パソコン以外の端末への接続としては、Bluetooth接続可能なスマートフォンやタブレット端末に対応を想定。第1弾として、2011年3月から「airpenPocket」専用のAndroidアプリ『airpenNOTE for Android』を提供開始(無料)。パソコンを介さずに、手書きメモをその場ですぐに保存、確認をすることができるように。タッチパネルでは入力が難しい、A4フルサイズでの細かな文字や図や絵の取り込みが可能で、スマートフォンと組み合わせることで活躍の場が広がることになる(iPhone4をはじめとするアップル社のスマートフォン向けは現時点では未定)。

Windows、マック、Android用に提供するソフトウェアからは、アメリカ・Evernote Corporationの提供するクラウドサービス「Evernote」(【手書きメモを気軽にiPhoneに取り込むためのノート「ショットノート」発売・専用アプリは無料配布】参照のこと)にワンクリックでメモを送ることが可能。手書きしたメモをウェブクリップや写真と共にEvernoteに保存することで、スマートフォンをいつでも、どこでも、必要な時に引き出せるデジタルノートとして使うことができるようになる。

なおペン先部分は0.7ミリのボールペンで、購入時には黒色のものがセットされている。インクが切れてもぺんてる社で提供している、通常のボールペンと同じ交換用パーツが使用できる。

昔はCGを描く人がペンタブ(ペンタブレット)を使うくらいで、ペン状の入力装置からパソコンなどへ入力するのは特殊な事例ともいえた。それが技術の発展と量産化などにより、携帯ゲーム機やスマートフォンなどの携帯端末でのペン型ツールによる入力が当たり前となり、タブレットの形をしたタブレットマシンが多くの人に受け入れられる時代にまでなった。紙とペンを使って筆記するのと同じ感覚で情報を入力し、それを面倒な配線の用意なども不要で、即時Bluetoothでやり取りできるようツールが市販化される時代になるとは、非常に感慨深いものがある。

また同時に、先の「ノートショット」同様に、デジタルメモ・クラウドサービス「Evernote」が思った以上に既存の文房具との相性が良いことに驚かされる。というよりはむしろ、文房具の方からアプローチをかけてくると表現した方が良いのかもしれない。

スポンサードリンク


コメント(Facebook)


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー