ネコミミ付けた「たま電車」登場・猫駅長「たま」で有名な貴志川線の「たま電車」に猫耳と駅長帽が実装

2013/12/13 07:00

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たま電車和歌山県の貴志川線を運営する和歌山電鉄は2013年12月10日、三毛猫の駅長猫「たま」にちなんだ「たま電車」のリニューアルを行ったと発表した。従来の「たま電車」に、駅長猫「たま」を模した耳が付けられ、車両上の空調機器が帽子に見立てて黒とオレンジで着色されている(【発表リリース:猫耳の付いたたま電車!】)。




↑ 「たま電車」のリニューアルを伝える報道映像。
↑ 「たま電車」のリニューアルを伝える報道映像。【直接リンクはこちら:耳と駅長帽子つく 「たま電車」リニューアル 和歌山】

貴志川線では貴志駅の駅長に猫の「たま」を任命。その「たま」にあやかる形で白の車体に駅長猫「たま」の多種多様なポーズを描き、正面には猫ひげをつけた「たま電車」をデザイン、他の「いちご電車」「おもちゃ電車」と共に特異な電車を運行することで知られている。特に駅長猫「たま」の人気は絶大で、和歌山電鉄の親会社である両備グループの他会社である岡山電気軌道でも、路面電車やバスにデザインを施し耳を付け、たま路面電車・たまバスなどを走行させている。

↑ ネコミミを付けてパワーアップした「たま電車」お披露目会の様子
↑ ネコミミを付けてパワーアップした「たま電車」お披露目会の様子

今回は和歌山電鉄で走行している「たま電車」にようやく猫耳、そして駅長の帽子を模した空調機器の着色化が果たされたことになる。これについて今リリースでは「鉄道ではいろいろ課題があり、やっと今回の定期検査で認可となり」と説明されており、バスや路面電車と異なり、規約上などのハードルクリアに時間を取られたものと考えられる。

今回の猫耳実装で、さらに駅長猫「たま」らしさを増した「たま電車」について、同社の小嶋光信社長は「新しく付いたこのお耳で『聞く耳を持とう!』とお客様、地域の皆さんの声を更に良く聞いて、『日本一心豊かなローカル線』を目指します」とコメントしている。

今や同社の社長代理を勤めるまでに出世した駅長猫「たま」。リニューアルした「たま電車」と共に、ますます鉄道沿線に愛らしさを振りまくことになるだろう。


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