ナチュラルローソンでタニタと共同開発したヘルシー弁当・惣菜発売

2011/02/09 12:00

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ヘルシー弁当[ローソン(2651)]は2011年2月8日、体重計などで有名なタニタと共同して開発したお弁当やお惣菜を「ナチュラルローソン」全店舗にて同年2月15日から発売すると発表した。料理本『体脂肪計タニタの社員食堂』の出版に携わった担当栄養士・荻野菜々子嬢が監修したメニューで、1食あたり500kcal以下に抑えるなどのコンセプトに基づいている(【発表リリース】)。


↑ 「ゆで豚の香味ソースかけ弁当」(左、500円)と「トマトのドライカレー」(右、420円)
↑ 「ゆで豚の香味ソースかけ弁当」(左、500円)と「トマトのドライカレー」(右、420円)

↑ 「ミートタコライス」(498円)
↑ 「ミートタコライス」(498円)

↑ 「あっさり和風野菜スープ」(左、398円)と「バジル風味のクリームスープ」(右、398円)
↑ 「あっさり和風野菜スープ」(左、398円)と「バジル風味のクリームスープ」(右、398円)

リリースによれば今回のお弁当やお惣菜などの商品開発企画は、「毎日の生活の中で手軽に健康的な食生活を送っていただきたい」という構想のもと、健康を「はかる」リーディングカンパニーであるタニタとナチュラルローソンの共同で行われたもの。「タニタ社員食堂」のレシピコンセプトに基づき、タニタ社員食堂の担当栄養士である荻野菜々子嬢に監修を受けてのものとなる。そのタニタだが、元々健康計測機器メーカーとしても名前を知られているが、最近では自社の社員食堂のレシピを掲載した料理本『体脂肪計タニタの社員食堂』や『続・体脂肪計タニタの社員食堂』を刊行し、累計発行部数180万部を超えるヒットセラー作品を生み出したことでも知名度を上げている。

今回の料理のレシピのコンセプトは「余分な油分や塩分を抑える」「1食あたり500kcalに抑える」「野菜を豊富に取り入れることで”かむ”回数を増やし、同じ量でもより大きな満腹感が得られるよう心がける」というもの。例えば「ゆで豚の香味ソースかけ弁当」では、「ゆで豚に特製の香味ソースをかけて、さっぱりと食べられるお弁当に仕上げている」「豚肉をゆでることで油をカットし、香味ソースにねぎや生姜を使って塩分を減らしている」などの工夫を凝らし、カロリー404Kcal・食塩相当量3.6グラムに抑えている。

なお今回のお弁当・お惣菜は「ナチュラルローソン」限定での販売であり、一般のローソンでは取り扱っていないので注意が必要。また、商品詳細によく目を通すと「第1弾」との表記が確認でき、今後同様のコンセプトを基にしたお弁当やお惣菜が続々登場することが予想される。

似たようなコンセプトのお弁当などは、大抵カロリーは抑え気味であるものの、塩分や油分まで配慮が行きわたっていない場合が多い。今回展開されるのは「あの」タニタの社員食堂本の監修者の手によるものであること、加えて塩分などにも配慮をしてあることから、非常にありがたいラインアップといえる。願わくば展開先をナチュラルローソンに限らず、一般のローソンにまで広げてほしいものだ。

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