伊藤園の自販機で「オロナミンC」が購入可能に…自販機の相互販売で業務提携

2011/02/17 06:21

このエントリーをはてなブックマークに追加
「オロナミンC ドリンク」と「お-いお茶」大塚食品、大塚製薬、伊藤園は2011年2月16日、自動販売機における製品の相互販売に関する業務提携に合意したと発表した。対象となるは大塚製薬の「オロナミンC ドリンク」と伊藤園の「お-いお茶」で、それぞれの自動販売機において同年4月1日から販売を開始する(【発表リリース】)。


↑ 「オロナミンC ドリンク」と「お-いお茶」
↑ 「オロナミンC ドリンク」と「お-いお茶」

今回の合意により、大塚食品および大塚製薬は、炭酸栄養飲料「オロナミンCドリンク」を伊藤園の自動販売機で、また伊藤園の飲料事業の柱である日本茶飲料の「お-いお茶」を大塚食品と大塚製薬の共通の自動販売機で相互に販売することになる。

自動販売機は清涼飲料市場において3割超を占める主要な販売チャネルのひとつ。今回の合意により大塚食品と大塚製薬は、自動販売機の魅力を高め、販売効率を上げるとともに、飲料事業における経営基盤のさらなる強化を目指していくとコメント。伊藤園側も「40年以上もの長い間、消費者に支持されてきたロングセラー製品”オロナミンCドリンク”を当社の自動販売機で取扱いができるようになり、あわせて、日本茶飲料のナンバーワンブランドであり20年を超えるロングセラーの”お-いお茶”の販路拡大を図ることが出来る」と言及している。

自動販売機は日々進化を続けており、例えば【センサーでお勧め飲料をズバリ表示する次世代自販機、JR東日本の東京近郊駅に続々登場】で紹介した「次世代販売機」のように、お客の顔から性別や年齢を推測し、好みのドリンクをおすすめする機能を設けたものまで現れている。しかし肝心の中身のレパートリーが少なければお客の請求力も減退してしまう。今回の提携は単純に個々の商品の販売実績を上乗せするだけでなく、両社が抱える自動販売機の魅力を増す効力をも発揮することだろう。

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク


関連記事


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2020 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー