【更新】ガレージの屋根をトレイ設置で緑化する「エコリス ミドルルーフ」登場

2011/02/19 06:47

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「エコリス ミドルルーフ」東洋エクステリアは2011年2月18日、同社の外壁をはじめとした外観の飾り付け(エクステリア)において環境に配慮した仕様を持つ「ecolis(エコリス)」シリーズから、多目的ガレージ「スタイルコート」の屋根に緑化トレイを並べて固定するだけの簡単施工で、緑が美しい屋根のガレージを創造する「エコリス ミドルルーフ」を、同年3月1日から自社エクステリア代理店ルートを通じて発売すると発表した。価格27万5100円から([発表リリース])。


↑ 作業工程
↑ 作業工程

↑ 「エコリス ミドルルーフ」
↑ 「エコリス ミドルルーフ」

「エコリス ミドルルーフ」は緑化トレイを並べて固定するだけで、自動車のガレージの屋根部分を緑化できるというもの。効果としてはガレージ「スタイルコート」内部の温度上昇を抑えたり、自宅2階や周辺からの眺めの美化につながる。

緑化トレイ本体は再生ポリプロピレン、土壌部分は天然パーライトや難分解性有機質土壌、保水マット部分はサーモゲル含有リサイクルウレタンフォームなどで創られており、土壌の飛散を防ぐと共に、夏季の高温期でも渇水させにくい効果を持つ。

要は同社のガレージ向けの自然緑化パネルなわけだが、考え方としては【トーセイ(8923)が「ビル屋上緑地化計画」進行中】で紹介した「R-パレットシステム」に似ている。また、建物の構造上屋根が平らで、その平らな特性を環境に配慮したプラスαで彩るという考え方は【セブンイレブンの屋上に太陽光発電・電力買取で環境保護をアピール】のそれに似ている。

願わくば他社ガレージにも応用できるような汎用性と、コストダウンに期待したいところ。定期メンテナンスや補充品のことを考えれば、利用世帯が増えれば増えるほど固定客の増加にもつながり、メーカー側としても決して悪い話ではないはずだ。

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