【更新】リアルな水滴をガラスビーズで再現・ペプシネックスの中吊りポスター

2011/03/05 06:38

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ペプシネックスオリコムは2011年3月2日、サントリー食品インターナショナルが同年3月1日からリニューアル発売を行う炭酸飲料「ペプシネックス」の広告キャンペーンの一環として、電車の中吊り広告をデコレーションした特殊交通広告展開を企画・制作したと発表した。ポスターにガラスビーズを貼りつけたもので、同社側では「ガラスビーズを貼り付けたデコレーション中吊りポスターによる交通広告展開は初めての事例」と説明している([発表リリース、PDF])。


↑ ペプシネックス中吊り広告
↑ ペプシネックス中吊り広告

今回展開された特殊広告は、「ペプシネックス」の中吊りポスターの商品ロゴ(PEPSI NEX)やロゴマーク部分にポスター1枚につき約200個のガラスビーズ(約8ミリ)を手作業で貼り付けた中吊りポスターを、東京地区の電車内に掲出するもの。具体的には東京メトロ銀座線(290枚)、千代田線(420枚)、南北線(250枚)で、2011年2月28日から3月3日まで掲載された。

アピールする商品の印象を強めるために、該当商品に立体感を持たせたり、あるいは実物を直接貼りつけるタイプの電車内中吊り広告や、側壁貼りつけの広告は時々みかける事がある。今件もその類の一つだが、原寸よりも大きな商品写真を描き、そのロゴやトレードマーク部分にガラスビーズを貼りつけることで、飽和水蒸気としてボトル表面に発生する水滴のリアル感を演出している。水滴は他の部分にも描かれているが、あえてロゴとトレードマークの部分のみにガラスビーズを貼りつけることで、強調したい部分の演出をしているわけだ。見せ方としてはなかなか面白い手法といえる。

手作業での貼りつけとのことで、制作時にはかなりの労苦が必要だったと思われるが、それは成果に現れただろうか。「掲載時間がもう少し長ければ良かったのに」と考えるのは当方だけではあるまい。

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