日本助産師会、被災地などでの任務・乳幼児を抱える女性に向けてアドバイス

2011/03/17 07:04

乳児助産師で構成される日本助産師会は2011年3月15日、「地震・水害にあわれた妊婦さん・赤ちゃんを持つお母さん・女性の皆様へ」という題名で、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災者、特に妊婦や幼児をかかえる女性と、彼女らを周囲に見受けることができる人たちに対する注意事項を発表した。お腹の赤ちゃんのことや、保温、母乳、衛生面での問題について簡潔にまとめた形で提示している(【発表リリース】)。

今震災で、被災地で難儀な状態にある女性、特に妊婦さんや乳幼児をかかえる女性、さらには女性全体、そして彼女らを目に留めることのできる社会地域全体に対し、日本助産師会では主に5つの項目を挙げて、注意事項やアドバイスを掲げている。

妊婦向け
・赤ちゃんがお腹の中で元気に動いていれば大丈夫。胎動が少なくなる、お腹の張り・痛みを覚えるなら病院搬送を責任者に頼む。

保温
・使い捨てカイロや靴下、毛布などで保温を。
・赤ちゃんはできるだけ抱っこ、添い寝を。
・妊娠中は冷えるとお腹がはることも。できるだけ温かくして横に。

母乳をあげるように
・赤ちゃんにしっかりとお乳を吸わせる。ストレスなどで一時的に母乳の出が悪くなる場合があるが、それは一過性のもの。あげているとまた出るようになる。
・母乳のトラブル、心配な時には助産師などへ相談。携帯電話が通じるようになれば、電話やメールでの相談もできる。

衛生維持
・身体の各部位の清潔が保ちにくいため、使い捨ておしぼりや清浄綿を利用する。

安全確保
・トイレや暗がりには女性一人では絶対に行かない。
・お互い声を掛け合って、安全を確認する。

被災地では粉ミルクなどの乳幼児向けの食事の調達が難しいこともあり、震災報道でも母乳を与えるように勧めている。母乳を与えることで乳児への空腹感は解消し得るし、スキンシップによって子供自身、そして母親も安心感を覚えるようになるというメリットもある。特に精神的に不安定さを覚えているはずの乳児に対しては、スキンシップは非常に重要といえる。

そして周囲の人は彼女らに気を配り、最大限の配慮をお願いしたい。

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