日本出版取次協会、出版物の店頭配布の遅延を発表

2011/03/17 07:13

書籍雑誌出版社と小売書店の間に立ち、雑誌や書籍などの出版物の卸売を行う販売会社の団体である日本出版取次協会は2011年3月16日、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響で、出版物(雑誌や書籍)を全国の書店に発売日当日に到着させることが難しい状況になったことを発表した。輸送手段の多くが被災地への輸送に優先されていることなどを理由に挙げている(【発表ページ】)。

今回の震災においては、被災地への救援物資の輸送を第一義的なものとし、物資配送も被災地宛てが優先に手配されている。また輸送・配達するためのトラックの燃料(ガソリン)不足、計画停電によるコンテナ(鉄道)輸送手段の確保が困難となったことなどもあり、今回発表されたように出版物の発売日当日到着が難しいものとなっている。このような状況を受け、協会側では陸上・海上輸送など、運送会社とともに配送手段を検討しているとのこと。

現時点における書店への配達状況は次の通り。

・雑誌、書籍の書店への配送は3/16から3/19までの間は、2日に一度の配達。
・3/22以降の配達は、3/18に状況を見ながら決定。
・発売日は地区に依って異なるが、1日から7日の遅れとなる場合がある。
・被災地への配達は救援活動を最優先として行なわない。

雑誌実際、昨日16日に発売予定の週刊誌週刊少年サンデー(小学館)と週刊少年マガジン(講談社)は発売日を当日から、翌日の17日以降になることを発表済み。隔週刊誌ビジネスジャンプも「全国的に発売が不確定の地区が多い」としている。

来週以降の動向は週末の状況を見た上で協会側から改めて発表予定。今件は状況が状況ということもある。雑誌の購読そのものは内需の活性化に欠かせないが、発売日の遅れは「是非も無し」として受容しよう。逆に遅延が見られなくなれば、流通網の復旧のめどが立ってきたと考えれば、気も晴れるというものだ。

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