【更新】週刊少年ジャンプ 3月14日発売号の漫画分をネットで特別無料配信

2011/03/24 07:01

該当号のジャンプ集英社は2011年3月23日、先に【集英社、3月28日発売のジャンプを一週間延期など、各紙の発売延期を発表】で伝えたように同社発行の週刊漫画誌「週刊少年ジャンプ」の配送流通網の混乱に伴い、同年3月14日に発売された第15号の配送に関し、被災地を中心に遅延・未着の状態が発生していることに鑑み、同号の漫画部分を緊急措置としてインターネット上で「無料配信」することを発表し、実行した。公開期間は3月23日から4月27日までの約一か月としている([該当公開ページ])。

↑ 無料配信ページ
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すでに伝えられている通り、東日本大地震(東北地方太平洋沖地震)に伴う流通網の混乱の影響などを受け、3月28日発売予定のジャンプ第17号は4月4日に発売延期が決まっている。一方で特に被災地においては緊急・支援物資の配送が優先されていることや、流通網そのものが未だに正常化に復帰していないこともあり、3月14日発売の第15号が未だに到着しない地域があるとのこと。そこで編集部サイドでは4月27日までの期間限定としながらも、同号の漫画部分を無料配信することに踏み切った。

公開された漫画を読むには、最初に専用のアプリが必要となるが、これは無料で同ページ経由から提供される。対応機種のOSはWindws XP SP3/Vista SP2/7、ブラウザはInternet Explorer 6以上/Firefox 3.5以上が必要。マッキントッシュやスマートフォン各種からでは閲覧できないので要注意。

ジャンプなどの雑誌今件は特例措置ということで「無料」で「ネット上の配信」が行われたわけだが、同様の措置は手法・対象環境こそ多種多様であるものの(例えば【週刊アスキー、震災後数号分の記事をPDF化し、無料配布を決定】では「無料」「PDF化」「帯域占有を考慮し、インフラ復旧が有る程度落ち着いてきてから配信」)、少なからぬ雑誌で行われる動きを見せている。またこれに合わせ、【定期購読者向け無料デジタル雑誌流通へ...Fujisan.co.jpが出版社のデジタル雑誌流通支援・期間限定で無償提供開始】でも触れているが、普段からインターネット上で雑誌を配信している企業も、配信ノウハウ・インフラを提供する動きを見せ始めている。

特に今回、週刊漫画誌最大手のジャンプが「動いた」ことにより、他社の動向が大いに気になる状況となった。色々な意味で出版業界でも「動き」を見せる、あるいは「動かざるを得ない」場面に来ていることを再認識させるものとしても、今件はターニングポイントといえるのかもしれない。

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