東京・東北電力管内でたばこ自販機の消灯実施中

2011/03/28 06:17

このエントリーをはてなブックマークに追加
たばこ自販機日本たばこ協会は2011年3月25日、東日本大地震(東北地方太平洋沖地震)の影響による電力供給力不足に対応するため、たばこ自動販売機の24時間消灯を実施していることを発表した。前日の3月24日から東京電力管内では計画停電終了まで、東北電力管内の計画停電実施地域では3月31日までの実施期間となる。明かりを消すのみであり、たばこの購入は可能(【発表リリース】)。


地震の影響で東京電力管内・東北電力管内で電力不足が生じ、計画停電(輪番停電)が行われているのはご承知の通り。日本たばこ協会でも節電に協力するため、同協会の正会員社(日本たばこ産業、フィリップモリスジャパン、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社)において、たばこ自動販売機の24時間消灯を実施している。

たばこ自販機対象となる地域は東京電力管内全域、そして東北電力管内の計画停電実施地域。対象の自動販売機は正会員社がたばこ販売店に貸与しているたばこ自動販売機。期間は東京電力管内が計画停電終了時まで、東北電力管内の計画停電実施地域では「現時点で」2011年3月31日まで。ただし後者については電力の供給状況に応じて期間を延長する。

電力不足は24時間フルタイムで、というよりは電力使用のピーク時に発生する。常用している電力の中で優先順位が低いものを、と考えるのはものの道理。また当然の事なのでリリースには記載されていないが、今件はあくまでも「消灯」(明かりを消す)のみであり、電源そのものをオフにしている(=自動販売機が使えない)わけではない。当然たばこを購入することはできる。勘違いする人も想定できるので、改めて書き記しておこう。


■関連記事:
【JT、たばこ全製品の出荷を3月30日から4月10日まで停止・以降は銘柄限定で量産】

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク


関連記事


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2020 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー