震災被災地支援に外航クルーズ客船「ふじ丸」出動

2011/04/08 06:40

ふじ丸国土交通省は2011年4月6日、東日本大地震による被災者への支援として、商船三井が外航クルーズ客船「ふじ丸」を岩手県で活用する詳細が決まったと発表した。入浴及び食事提供などのサービスが展開されるのは同年4月11日から17日まで。大浴場での入浴、食事の提供、客室の利用、映画上映などが行われる(【発表リリース】)。


↑ ふじ丸。
↑ ふじ丸。【直接リンクはこちら】

ふじ丸は商船三井と新日本海フェリーの子会社、日本チャータークルーズ所有で、総トン数2万3235トン、全長167メートル・全幅24.0メートルの外航クルーズ客船。客船定員は600人。

被災地での支援時期は4月11日から17日まで。スケジュールは次の通り。

・4月9日(土)……東京港(晴海客船ターミナル)16時出港
・4月11日(月)……大船渡港(野々田地区埠頭) 8時入港
・4月12日(火)……同 上 18時出港
・4月13日(水)……釜石港(須賀地区岸壁) 8時入港
・4月14日(木)……同 上 18時出港
・4月16日(土)……宮古港(藤原地区岸壁) 8時入港
・4月17日(日)……同 上 18時出港
・4月18日(月)……東京港 17時入港

船内では大浴場での入浴、食事の提供、客室の利用、映画上映、船舶公衆電話の無料開放・携帯充電器の提供(NTTドコモの協力)などの被災者支援が行われる。対象市町は岩手県大船渡市、陸前高田市、釜石市、山田町、宮古市で、1日約1000名、合計約6000名が対象。

今回の東日本大地震に際し、商船三井では3月20日の時点で被災自治体にふじ丸を貸し出す用意があると申し出を行っている。寄港該当地区の受け入れ体制の整備(特に港湾設備、港周辺に浮かぶ流木やゴミなどの問題)や、必要資材の搬入などの事前準備が必要とはいえ、「利用可能なのは(3月)24日-4月中旬」とあることから、3月下旬の時点ですでにサービスの提供は可能だったと推測される。実際、国土交通省でも4月1日時点で【活用をする旨の発表をしている(PDF)】。それだけに、実際の活用が4月も半ばに入ってからとなってしまったのは、少々残念な感もある。

サービス提供は1週間ほどでしかないが、その機能を十分に活かし、多くの人に笑みを与えてほしいものだ。

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