リクルート、無料求人誌「タウンワーク」の仙台版発行再開、当面は履歴書付きで発行
2011/04/19 06:59



↑ タウンワーク仙台版表示(イメージ)
東日本大地震によって東北沿岸部は大きな被害を受けているが、このような状況下でも宮城県では内陸部・仙台市内を中心に、企業や店舗も通常業務に向けて活動を再開している。また、『タウンワーク』で仕事を探したいという読者の声や、人を採用したいという企業からの声を受け、さらに印刷・配送のめどが立ったとして、リクルートでは4月18日から『タウンワーク』の仙台版の発行を再開した。
『タウンワーク』仙台版では被災地の復興支援として、勤務地が宮城県内にあり、積極採用をしている企業を紹介。被災者がすぐに、簡単に応募できるよう4月18日号は「全版で」履歴書を特別付録として添付。また「仙台版」においては当面の間履歴書付きで発行する予定。
なお『タウンワーク』では、東日本大震災被害への復興支援金として4月18日号の売上の一部を、中央共同募金会(赤い羽根共同募金)へ寄付するとしている。
●SUUMOとの連携で「民間賃貸住宅情報」
同日リクルートでは、同社が運営する不動産・住宅サイト【SUUMO(スーモ)】が震災支援事業の一環として、国土交通省の協力に基づき、無料冊子「民間賃貸住宅情報」を発行すると発表した(【発表リリース】)。

↑ 「民間賃貸住宅情報」
今件は東日本大地震で被災した人が少しでも新居探しが効率的になるよう、『SUUMO』サイト上および『不動産ジャパン(運営:財団法人不動産流通近代化センター)』サイト上に掲載されている賃貸物件をまとめなおし、無料冊子として配布するもの。
掲載物件は「青森、岩手、秋田、山形版」「宮城版」「福島版」「茨城版」合わせて3万9922件。掲載情報は2011年4月8日時点のもの。合計で2万部程度が国土交通省から青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島、茨城の各県に配布される。なお宮城県と福島県では併行して民間賃貸住宅の借り上げ事務を行っているため、一般配布は行われない。

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