【更新】ペットボトルの清涼飲料水、しばらくは白無地キャップに統一…供給優先のため

2011/04/24 07:13

白無地キャップ清涼飲料水業界の業界団体である全国清涼飲料工業会は2011年4月13日、東日本大地震による被災でPETボトル用樹脂キャップの供給能力が著しく低下した事を受け、業界としてしばらくの間、白無地キャップに統一することを発表した。これを受けて日本コカ・コーラなども同年4月18日製造分製品から、順次切り替えを開始したと発表している([全国清涼飲料工業会該当リリース、PDF]、【日本コカ・コーラ発表リリース】)。

東日本大地震・震災による工場被災の影響を受け、数々の工業製品が生産力を著しく低下させている。ペットボトル飲料においても、ボトル用樹脂キャップを製造している日本クラウンコルク、CSIジャパン、日本山村硝子プラスチックカンパニーなどが被災で供給能力を低下(例えば日本クラウンコルクは3月25日付の[リリース]で「重大な人的被害こそないものの、生産体制に甚大な影響を受けている」と公知している)。そこで3社は全国清涼飲料工業会に対し「被災で供給能力が著しく低下し、さらに飲料水の需要が急速に高まっている。ついてはキャップの生産効率、供給能力を高めるため、現状のカラーキャップを白シェルキャップとし、かつキャップ天面の印刷のない白無地キャップのみでの供給としたい」との申し出を行った。

これに対し工業会側も協議の結果、デザインやマークに固執するよりも、現状の状況改善が最優先されるとし、全清飲として日本国産PETボトル用樹脂キャップの「白無地統一化」に全面的に協力することを決定した。今後逐次加盟各企業のペットボトルキャップは、白無地キャップへ移行されることになる。リリースによれば白無地化されることで、約1割ほどの供給能力が上がる予定との事。

この白無地キャップ統一化の施策は、被災キャップ工場が復旧し、供給体制が整うまでの予定。現時点では見通しが立っていないため、期日は決まっていない。今夏は徹底的な節電が行われるため、清涼飲料水の需要が高まる可能性はある。まずは被災工場の復旧が第一だが、需要状況を推測すると、白無地化はしばらく続くかもしれない。


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