任天堂、据え置き型ゲーム機「Wii」の後継機を2012年に発売すると発表

2011/04/26 06:49

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WiiII?[任天堂(7974)]は2011年4月25日、同社が2006年に発売した据え置き型ゲーム機「Wii」について、2011年6月7日からアメリカ・ロサンゼルスで開催されるビデオゲーム展示会のE3ショーで、後継機となる新ゲーム機を「体験できる状態」で出展すると発表した。具体的な名称・仕様もその際に公表する。発売は2012年中の予定(【発表リリース】)。


【「年末商戦に売れたハードの過半数は任天堂製」「Wiiは累計100万台突破」米調査機関NPD調べ】などにもあるようにWiiは2006年12月に発売、2011年3月末時点で累計で8601万台のセールスをあげている。しかし今年で発売から5年目に突入することや、さまざまな技術革新が行われていること、ライバル機種らの新機種展開、さらには携帯電話や携帯ゲーム機の躍進で「据え置き型ゲーム機」の立ち位置が変化していることもあり、そろそろ新世代ハードの展開時期ではないかとする声が高まっていた。

E3今回発表されたのは「Wiiの後継機が2012年中に発売される」という、噂の一部を肯定するもの。詳細は2011年6月7日から9日にかけてアメリカ・ロサンゼルスで開催されるビデオゲーム展示会E3こと【Electronic Entertainment Expo】で、「体験可能な状態」で出展すると共に、具体的仕様を公表するとのことで、現時点では詳しい内容は一切不明。国内外を問わず、早くも推測、憶測、希望的観測が山ほど飛び交っている。今後E3開催までの1か月強の間、多くのファンによる「Wii後継機」の予想機種名、形状、仕様がウェブ上をにぎわすことになるだろう。

なお同日任天堂では2010年3月期の決算短信を発表しており、直近のセールス状態が確認できる。【ニンテンドー3DS用タイトル、2011年3月発売分16作発表】でも挙げた、最新型の携帯ゲーム機3DSは今年3月末までの販売目標台数を400万台に設定していたが、実際には361万台(国内106万台、アメリカ132万台、その他123万台)となり、目標には届かなかった。

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