一万円札と千円札の記号と番号、黒から褐色に・これまでのも使用可能

2011/04/27 06:25

一万円札日本銀行は2011年4月26日、現行の日本銀行券のうち一万円札と千円札について、記号と番号の着色を現在の黒色から褐色(暗い黄赤)に変更することを発表した。同年7月19日から発行が開始される。現在流通している一万円札・千円札は今後も従来通り使用できる(【発表リリース】)。

↑ 現行一万円札の記号と番号。黒色だが、7月19日以降の発行分は褐色になる
↑ 現行一万円札の記号と番号。黒色だが、7月19日以降の発行分は褐色になる

紙幣には発行枚数の管理や偽造防止のために記号と番号が用いられている。【日銀内の解説ページ(PDF)】にあるように、「アルファベット1文字か2文字」+「アラビア数字6ケタ」+「アルファベット1文字(製造工場を意味する)」の組合せによるものだが、このうちアルファベットの「I(アイ)」と「O(オー)」はそれぞれ「1(イチ)」と「0(ゼロ)」に間違われやすいために使われない。一方、数字は「000001」から「900000」までの90万。よって組合せ数は24×90万×24+24×24×90万×24=129億6000万通りとなる。

日銀側では一万円札と千円札についてこの組合せがすべて使用されたとし、今年の7月19日以降は色を現行の黒から褐色に変更した上で印刷を開始する。よって7月19日以降は両紙幣において、記号・番号部分が黒のものと褐色のもの、二種類が市場に出回ることになる。

過去においては2000年に千円札(夏目漱石)で褐色から暗緑色への変更があったが、現行発行紙幣における色の変更は今回がはじめて。なお五千円札、二千円札はこれまで通りそのままの色が継続使用される。

また、このような紙幣の仕様変更が行われると、必ずそれを悪用した詐欺行為が発生する。くれぐれも注意してほしい。

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