従業員にも節電啓蒙…京急電鉄が従業員1万人にLED電球を配布

2011/05/31 06:46

京急電鉄LED節電【京浜急行電鉄(9006】は2011年5月27日、同社の従業員約1万人に対し、LED(発光ダイオード)電球を配布し、各従業員の家庭における積極的な節電への協力を行うと発表した。同社では今施策による節電効果は約328kWに相当すると試算している(【発表リリース】)。

↑ 京急の節電概念
↑ 京急の節電概念

今般東日本大地震を起因とした電力需給の問題においては、【西武鉄道も節電中です】などにもあるように、鉄道会社も個々の方針に基づき積極的な対応を実施している。今回京急電鉄が発表した一連の節電策は、【羽田空港国内線ターミナル駅のLED照明化】【電車運行・駅設備の節電】により、同社の利用電力の15%以上削減を目指すというもの。

しかし「そもそも論」として電車の運行には電力の使用が不可欠であることから、鉄道事業者として、企業体だけでなく京急グループ従業員の各家庭でも節電意識を高めることが必要であると判断。そのきっかけとしてLED電球をグループ各社の従業員約1万人に1個ずつ配布することとなった。

配布されるLED電球は一般電球型(7.2W、昼白色)。白熱電球(40W)と比較して32.8Wの節電になると概算。すべてが白熱電球から交換されたとすると、「最大で」328kWの節電効果が得られたことになる。もちろん各従業員の自宅などで、すでに独自にLED電球への切り替えが済んでいたり、白熱電球を使っていない、使っていてもごく短時間しかスイッチを入れていない(例えばトイレや玄関の明かりなど)ことも多々想定され、京急側が提示した328kWの節電効果がそのまま望めるとは考えにくい。

一方で企業が各従業員に対しLED電球を配布する事により、具体的に節電を啓蒙するという施策は極めて珍しく、かつ効果的な手法ともいえる。今後どのような形で使われているかのレポートや、他社の動向もあわせ、注意深く見守りたいところだ。

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