任天堂、据え置き型ゲーム機「Wii」の後継機「Wii U」を発表
2011/06/08 06:57



↑ E3での様子。【直接リンクはこちら】
「Wii U」の発売は2012年を予定。本体サイズは46×172×268.5ミリ(突起物含まず)。新ハード用の12センチ高密度光ディスク・Wii用12センチ光ディスクを再生可能なセルフローディング式(自動ディスク引き込み方式)ドライブを1基搭載。ビデオ出力は1080p、1080i、720p、480p、480iに対応。ケーブルはHDMI、コンポーネント、D端子、S端子、コンポジットの各ケーブルに対応。オーディオ出力はAVマルチ出力端子からの出力およびHDMI 端子からの PCMリニア 6CH 出力に対応。
容量は未発表だが内蔵フラッシュメモリに加え、SDメモリーカードや外付けUSBハードディスクドライブを利用することで容量を拡張することができる。CPUは「IBM Power?を基にしたマルチコアプロセッサ」とのみ表記。その他USB2.0端子を4つ搭載し、Wiiのゲーム周辺機器との間で後方互換性を持つ。
最大の特徴はコントローラー周りの入力インターフェイス。通常のWiiリモコン(プラス)を最大4本まで同時接続、ヌンチャクやクラシックコントローラー、バランスボードWiiなど、Wiiのコントローラーや入力装置にフル対応。そして新コントローラーとして6.2インチ・16:9のタッチスクリーンと、おなじみのコントローラー、さらには2つのスライドパッドがついた、タブレット機のようなコントローラーが用意される。

動画やE3での現地の報道によると、この新コントローラーを単純にタブレット機のように持ち運んで使うだけでなく、色々な周辺機器と組み合わせて使うスタイルも提案するようだ。あくまでもコントローラーとのことなので、単体でタブレット機のような使い方は想定されていないようだが、一方で「ニューコントローラーをビデオ通話のモニタ代わりに使う」という利用スタイルも発表会の紹介動画では確認できる。
具体的にどのような使い方ができるのか、そしてどのような使い方を提唱しようとしているのか、詳細はこれから明らかにされることになる。価格帯や登場タイトルと共に、今後国内外のゲームファンをやきもきさせる日々が続きそうだ。

スポンサードリンク
関連記事