トッパングループ、被災地域で移動図書館「ブックワゴン」を運用へ

2011/06/09 12:00

図書館【凸版印刷(7911)】は2011年6月7日、凸版印刷をはじめとするトッパングループが、被災地の仮設住宅地域を巡回する移動図書館「ブックワゴン」を同年年7月11日よりスタートすると発表、公式サイトもオープンした(【発表リリース】)。

「ブックワゴン」は、「自分の仕事に関連することで被災者の方を元気づけられないか」「本に触れることで『心のケア』の一助になれば」など同社社員の想いから企画された取り組み。今回「ブックワゴン」に参加する社員を同社社内で公募し、社員が図書の貸し出し業務などブックワゴンのスタッフとして活動することになる。

運用予定期間は2011年7月11日から2012年3月末まで。宮城県を中心とした仮設住宅地域を巡回予定(巡回ルートは現地ヒアリングをもとに検討中)。車両設備として移動図書館専用車両2台を用意し、1台あたり2000冊を搭載予定。

貸し出し図書は、文学、科学、技術、ビジネス関連の専門書から、現地でニーズがある実用書や芸術、エンターテインメント、児童書、絵本に至る幅広いジャンルの図書を積載する予定。これに向けて、凸版印刷の全国の事業所で、社員が自分の想いを込めて推薦する図書の募集も開始されている。

さらに継続的な被災地支援活動として、図書館利用者の意見を取り入れながら、ブックワゴンと一緒に提供が可能な参加型のワークショップなどのサービスやイベントを運営・拡充していく。巡回ルートや利用方法など詳細は同年7月1日以降、公式サイトで公知予定。

最近はインターネットの普及で図書館の利用も以前ほどではなくなり、また利用者も減少していることからサービスそのものも少なくなったが、「移動図書館」という仕組みは今でも各所で見受けることができる。


↑ 静岡県御殿場市の移動図書館車のようす
↑ 静岡県御殿場市の移動図書館車のようす。【直接リンクはこちら】

あるいは以前【携帯電話普及で不要となった電話ボックスが歩んだ第二の人生とは】で紹介した、日本でも駅構内に設置されているような「ミニ図書館」と同じような仕組みのものを随所に設置するのもありかもしれない。ともあれ、今具体的に「ブックワゴン」がどのような展開をしていくか、注目したいところだ。

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