ファミリーマート、今夏に向けて東北・東京電力管轄内での節電自主行動計画発表
2011/06/10 12:00


今回発表された節電対策は、【大口需要家への電力制限の緩和や除外対象など、詳細発表】で発表された期間・地域を対象としている。すなわち
東京電力管内:2011年7月1日-9月22日、平日9時-20時
東北電力管内:2011年7月1日-9月9日、平日9時-20時
東北電力管内:2011年7月1日-9月9日、平日9時-20時
となる。具体的な実施予定項目、効果は次の通り。合計で約23%と試算されている。
●照明設備関係……約4-6%
・店内照明のLED化促進
・店内照明の照度調整
●空調設備関係……約1%
・店内空調温度の設定変更(26度→27度)など
●販売ケース関係……約12%
・オープンケース、冷蔵ケースの照明の消灯など
●その他……約4%
・自動販売機での煙草販売中止
・室内機器の不使用時の電源オフ
・各種フィルターの掃除など
・店内照明のLED化促進
・店内照明の照度調整
●空調設備関係……約1%
・店内空調温度の設定変更(26度→27度)など
●販売ケース関係……約12%
・オープンケース、冷蔵ケースの照明の消灯など
●その他……約4%
・自動販売機での煙草販売中止
・室内機器の不使用時の電源オフ
・各種フィルターの掃除など
リリースにあるようにファミリーマートでは他のコンビニ同様、LEDの導入やエアコンなどが生じる熱の二次利用、「店内自動調光システム」の導入など節電対策に取り組んでいるが、今回の施策はそれらの促進、計画の前倒しなども含まれている。
また今回の発表で、【セブンイレブン、夏の節電対策加速化・前年比25%削減のためLEDや太陽光パネルの設置へ】、【ローソン、全店舗へLED導入・奨学金基金創設・被災地特産品の販売など包括的被災地支援プロジェクト「元気になろう!日本」を始動】、【店舗で20-25%目標…サークルKサンクス、今夏東京・東北電力管轄内店舗で節電実施】などと合わせ、いわゆる「コンビニ四天王」全社が夏に向けた本格的な節電対策実施を公知したことになる。
多数店舗を各地域に展開しているコンビニなだけに、同一企業による節電対策は小さからぬ効果を生み出す。また、間接的な節電啓蒙にもなる。フィルターの掃除などのように、節約という観点でも好ましい方策も少なくない。一方で節電による商業的なマイナス(照度を落とすことに消費性向の減退)も無いとは言い切れず、バランスが難しい所。今後様々な評価を行い、必要ならばより正しく賢い節電への軌道修正が求められよう。
★追加:
本日6月10日付で、ローソンが正式な節電対策の集約公知を行いました。【ローソン、『電気使用量25%削減』に向けた行動計画正式発表】でご確認ください。

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