合格祈願文珍「オクトパス君」、「復興ダコ」として復活
2011/07/03 06:17



↑ 販売サイト

さらに別売りの「頭の鉢巻き・のぼり旗・置き台」をセットにすることで、よりいっそう「合格祈願色」が強くなる。そして同時にそのしゃれっ気のある「かけ言葉」を頭に想い浮かべるたびに、見ている人の気持ちを和ませてくれる。
ところが今般東日本大地震と津波により、工場、そして販売元だった南三陸町のボックスショップ兼無料休憩所【汐風カフェ】も流失。職員は無事だったものの各種データもすべて失われ、現時点では販売店は身動きが取れない状況にあるとのこと。一方「オクトパス君」そのものは有志で結成された「南三陸復興ダコの会」により、「東北復興 ゆめ多幸鎮 オクトパス君」(復興ダコ)として再販売されることになった。
今タコ文鎮「東北復興 ゆめ多幸鎮 オクトパス君」は、1つの希望「東北の復興」と3つの願い「合格祈願」「除災願」「商売繁盛」をテーマとし、以前の通常版に加え、以前三陸地方で採掘され奥州平泉文化を支えた砂金をイメージする形で金箔箔押しされた「黄金の多幸鎮」も開発、販売される。
価格は通常の「ゆめ多幸鎮 赤ダコ」が1200円・金箔の「ゆめ多幸鎮 金ダコ」が3400円・2種セットが4500円(税込、送料・代引き手数料別)。サイズは共に50×50×50ミリ、置板付き、赤ダコは3つの願いの幟旗付き。収益の一部は東北復興支援金として被害が甚大な福島県、宮城県、岩手県および地元の南三陸町に均等配分し、寄付されることになる。
以前の合格祈願と比べると、希望が一つ、願いが二つ増えたことになり、各タコに課せられた想いは大いに増えたことになる。その分「重み」が増し、文鎮としての役割もますます果たせるようになるに違いない。そしてその重みは、各被災地域の復興への足がかりにもなることだろう。

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