【更新】賞味期限が5年の「ミルクキャラメル」とビスケット「マリー」が非常食として今年も登場

2011/07/22 12:10

このエントリーをはてなブックマークに追加
「ミルクキャラメル」とビスケット「マリー」【森永製菓(2201)】は2011年7月21日、5年間保存可能な缶タイプの「マリー缶」「ミルクキャラメル缶」を同年8月2日から限定販売すると発表した。また同社から発売されている「ウイダーin ゼリー」が非常食として有益で、東日本大地震の際にも多くのニーズに応えたことを積極的に公知していく([発表リリース、PDF])。


↑ 『マリー缶』『ミルクキャラメル缶』
↑ 『マリー缶』『ミルクキャラメル缶』

今回5年間という長期間保存可能な缶タイプの「マリー缶」「ミルクキャラメル缶」が改めて発売されるのは、防災への関心が一層高まる中で、「防災対策として食料を準備しておきたい」という消費者のニーズに応えるためのもの。

『マリー缶』『ミルクキャラメル缶』の概要は次の通り。

■18枚マリー缶…価格498円(税込)
・調理がいらず日持ちのいいビスケット類の起源は保存食。お腹を満たせる適度なボリューム感もあり非常食に最適。
・24枚マリーと同一(小麦粉のサクサクした香ばしさと、新鮮なミルクの風味が特長のハードビスケット)
・金属製の缶使用のための密閉性が高い。さらに脱酸素剤を入れて酸化を防ぐことで長期保存を可能に。
  
■70gミルクキャラメル缶…価格398円(税込)
・おなじみの「森永ミルクキャラメル」の長期保存用缶タイプ。
・金属製の缶使用のための密閉性が高く、長期保存可能。
・ミルクキャラメル袋と同一(良質のミルクのうまみと「乳・砂糖・水あめ」を煮詰めて作るコク味が特長)
・10粒でご飯約1杯分のカロリー。

「ウイダーin ゼリー」また「ウイダーin ゼリー」は賞味期限が10か月と(上記商品と比べて)短めなものの、「栄養と水分の双方を一度に補充できる」「手や食器を汚さず栄養補給できるパウチスタイル」「ストレスや疲労で消化機能が低下した状態、あるいはお年寄りや幼児、体調不良の人にも飲みやすい」などの特徴がある(この特徴は一般時に病気になった時にも当てはまるため、例えば風邪をひいた際の代替食としても有益)。

【賞味期限は5年! キャラメルの「ミルクキャラメル」とビスケットの「マリー」が非常食として登場】などでも触れているように、同社では毎年のように同じ時期、同様の商品を展開している(『マリー缶』『ミルクキャラメル缶』双方5年保存可能版の発売は2009年8月以降、毎年8月)。昨年までは単なる災害以外に、新型インフルエンザの流行リスクの観点でも「非常食」「備蓄食」への注目が高まりを見せていた。今年の場合はいうまでもなく、それに加えて東日本大地震の影響で、注目関心度はケタ違いのレベルにあると表現しても良い。

「普段から自分が口にできるもの」が非常食の大前提だが、ビスケットのマリーやミルクキャラメルが嫌いな人はあまりいないように思われる。今年は各社ともこれまで以上に、この分野に注力しているのが確認されている。これを機会に非常食の点検をしてみるのをお勧めしたい。

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク


関連記事


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2020 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー