ローソンとらでぃっしゅぼーや、食品の取扱い強化で合弁会社設立

2011/08/14 06:49

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提携[ローソン(2651)]と【らでぃっしゅぼーや(3146)】は2011年8月12日、合弁会社の設立に合意したと発表した。食品の製造・加工・販売などを行う予定。詳細は今後詰める形となるが、設立は今年9月1日の予定。出資比率はローソン51.0%、らでぃっしゅぼーやは49.0%となる(【発表リリース】)。


今件合弁会社の設立は、「有機・低農薬野菜宅配のトップブランド」「自然派宅配の分野では、わが国最大級の会員数を誇る戸別宅配企業」のらでぃっしゅぼーや、そして「青果や家庭用品を充実させた生鮮コンビニ」「ローソンファームを設立し野菜の生産」などで主婦層やシニア層の利用が増加しているローソンが、両社の長所をそれぞれ相手会社の需要に適合させ、効果を拡大させるためのもの。ローソンは需要が増加している有機・低農薬農産物の取扱いを強化でき、らでぃっしゅぼーやは販売ルートの拡大や商品開発のバリエーションの増加が期待できる。

合弁会社は目的として「生鮮食品、加工食品、日用品雑貨及びその他各種商品の生産、製造、加工、販売等の共同事業を推進すること」を掲げているが、具体的な商号、組織体系は未決定で、今後詰めていくことになる。

詳細な決定事項、合弁会社による成果物・効果は今後の発表になるが、食に対する注目がこれまで以上に高まっている昨今において、両社による合弁会社の設立を歓迎する人も少なくないはずだ。

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