中身はコピペ・電話番号がニセモノ…国民生活センターを名乗るニセパンフレットに注意

2011/08/13 12:00

詐欺国民生活センターは2011年8月12日、同センターが作成したかのようなパンフレットが郵送されるという事例を公開し、注意喚起を行った。同センターの公式サイトの内容を抜粋しつつ、連絡先の電話番号を誘導先のものに差し替えるもので、センター側では「本物のパンフレットと誤認して、二次被害にあう可能性があるので注意してほしい」と警告している(【発表リリース】)。

↑ 該当ニセパンフを納めている封筒(左)とニセパンフ表紙(右)
↑ 該当ニセパンフを納めている封筒(左)とニセパンフ表紙(右)

↑ ニセパンフの中身。業者一覧は公式サイトのコピーで、連絡先が「誘導先のニセ番号」
↑ ニセパンフの中身。業者一覧は公式サイトのコピーで、連絡先が「誘導先のニセ番号」

発表によれば、今回発覚したニセパンフレット「独立行政法人国民生活センター -お知らせ-」(A5版全12ページ)の概要は次の通り。

・国民生活センターのロゴを印刷した封筒を使い送付され、パンフレットも表紙は同センターのロゴが使われている。
・内容のうち、未公開株や投資詐欺への注意喚起部分は、センター公式サイトのものを抜粋している(いわゆる「コピペ」)。
・「未公開株のお悩みは」という注意喚起文章下にある電話番号、裏表紙の国民生活センターの電話番号はホンモノではなく、誘導先のものと思われるニセモノの番号。

センター側では「今件パンフレットは国民生活センター作成のものではない」と断じた上で、ニセモノの電話番号にかけた結果から、該当番号に電話をすると「『国民生活センターです』と名乗りますが、国民生活センターではありませんので絶対に電話しないで下さい」と注意している。

センター側では今件パンフレットについて「過去に未公開株や社債などの投資トラブルにあった人」に対して送られたことから、「ニセの国民生活センターの電話番号に電話をして、新たな契約を勧められたり、ニセの相談会に誘われるなどで二次被害にあう可能性がある」としている。特に同封のチラシで「「17日、18日を年金トラブル専門の無料相談日とさせていただきます」とあり、15日の年金支給日を狙った詐欺行為の可能性がある。

公的機関、あるいは公的機関と誤読しやすい名前をかたり、善意の第三者をワナにはめる今件のような手口は、昨日今日に始まった話ではない。今件の場合は電子メールでは無く物理的な郵送物を使っている以上、詐称側にもそれなりの手間と費用がかかっており、逆に考えればそれだけ「本気」であることもうかがえる。各自、自分自身はもちろん、彼らのターゲットになりやすい周囲のお年寄りの方々にも、十分な配慮をお願いしたいところだ。

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