西友、30W相当のLED電球を970円で発売

2011/09/21 06:16

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「オームLED電球」西友は2011年9月20日、同年9月21日から「30W相当以上」(原文ママ)の明るさを持つLED電球「オームLED電球」を970円で販売すると発表した。色は昼白色相当と電球色相当の2種類。消費電力6.0W、寿命は4万時間、生産地は中国。調光機能のついた器具や密閉形または密閉に近い器具には対応していない。21日時点での販売店は152店舗だが、9月末までには全国369店舗ほぼ全店での販売を開始する(【発表リリース】)。


↑ オームLED電球
↑ オームLED電球

今回発売されるLED電球は、いずれも白熱電球の30W相当以上の明るさを発しつつ、寿命は約40倍の4万時間、電気代も約1/9程度で済むとのこと。西友ではすでに今年の7月頭に実売価格1770円のLED電球「アーベインLED電球」(白熱電球60W相当、【発表リリース、PDF】)を発売中。これら低価格帯商品を中心に、今年のLED電球全体の売上高は昨年の4倍ほどに達している。西友側では今後節電意識の高まりと共に、買い替え需要の拡大を見込み、今回の「オームLED電球」の投入を決定したと説明している。

スーパー・コンビニなど電気店以外の身近な小売店における、安価なLED電球の展開といえば先日【セブン&アイHD、セブン-イレブンなどで1280円の「セブンプレミアム LED電球」発売】でお伝えした、「セブンプレミアム LED電球」が記憶に新しい。既存の白熱電球と差し替えるだけで気軽に節電が可能となる、このタイプのLED電球は今後も似たような様式のものが、続々登場することが容易に想像される。

それと共に単なる概要的なスペックだけでなく(明るさの基準「ルーメン」による性能表示はいうまでも無い)、「スイッチを入れた直後にほぼ100%の明かりを得られるか」「光の広がり具合」「点灯状況」など、実際の利用感覚などの情報も求められる。他の電気製品同様、そしてこれまで以上に、口コミによる利用実態報告が求められるジャンルとなるに違いない。


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