純金製は1両約300万円…京急百貨店、純金製・銀製の京急車両1000形を受注販売

2011/09/24 06:41

このエントリーをはてなブックマークに追加
純金製京急車両1000形京急グループの京急百貨店は2011年9月22日、10月に「鉄道の日」があるのと同時に、京急百貨店が15周年を迎えることにちなみ、同年10月1日から12日にかけて、同店(京急線「上大岡駅」直結)3階アクセサリー売り場にて「純金・銀の特製京急車両販売会」を開催すると発表した。価格は純金製が329万円(税込・参考価格)、銀製が20万円(税込)(【発表リリース】)。


↑ 純金製京急車両1000形
↑ 純金製京急車両1000形

↑ 銀製京急車両1000形
↑ 銀製京急車両1000形

京急百貨店では2010年の12月29日から30日の二日間「鉄道フェア」を開催し、旧1000形の電車模型(販売価格2300円(税抜))を限定5000個で販売したところ、購入希望者が殺到。予想以上の売れ行きとなり、初日開店2時間後に完売した。京急側では「電車模型に対し、購買需要があるのではないかと勘案」、今回純金・銀製の車両販売の企画に至ったと説明している。

今回販売されるのは純金や銀を使用し実際の京急車両(新1000形(ステンレス車)))の150分の1サイズ(Nゲージの縮尺)で製作した特製京急車両。主なスペック巣は次の通り。

・純金製京急車両1000形……参考価格329万円(税込)
(金小売相場4700円/グラムの場合)
 純金約300グラム

・銀製京急車両1000形……固定価格20万円(税込)
 「銀925(純度92.5%※)」約160グラム

※銀そのものは大変柔らかいため、銀の製作物は大抵銅などを混ぜて合金とし、強度を持たせている。純度92.5%は「スターリングシルバー」とも呼ばれ、海外の銀製品の多くはこの純度で創られている

なお両種とも受注生産のため、個数に限りは無い。受注後約1か月後での受け取りとなる。

具体的なサイズは記載されていないものの、重量や縮尺が明記されていることから、大体同スケールの鉄道模型と比して、全長10センチ強ほどのものと思われる。鉄道模型ファンがそのまま純金製や銀製の高価な鉄道の置物を欲しがるか否かは不明だが、興味深い商品であることには違いない。


■関連記事:
【「鉄道コレクション」の「高松琴平電気鉄道 73」】

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク


関連記事


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2020 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー