JR東日本企画、車内の手すりを「ライトセーバー」にするプロモーション展開
2011/09/27 07:20




↑ ADトレイン内に展開する「手すりライトセーバー」
今回展開される「手すりライトセーバー」は、20世紀フォックスエンターテインメントジャパンを広告主とするもので、公知対象は映画「スター・ウォーズ」シリーズのブルーレイ版。同商品は9月16日に発売を開始しており、そのタイミングでの展開となる(【公式ページ】)。

↑ ブルーレイ発売に先駆けて展開されたプロモーション動画(公式)。【直接リンクはこちら】
手すりには「スター・ウォーズ」で登場人物が使用する「ライトセーバー」のシート3種(赤・黄緑・青)をラッピング(光る部分だけでなく、柄の部分まで再現されている)し、視覚からだけでなく「ライトセーバー」を言葉通り「つかんで」体感できる。さらに車内の中づり、まど上、ステッカーなどの全媒体を同一テーマの広告で敷き詰める「ADトレイン」と「手すりラッピング広告」を組み合わせることで、鉄道利用者への訴求効果を一層高める試みを行う。
「ADトレイン」は例えば【伊藤四朗氏の「タフマン」電車】などのように車体外壁にラッピングを施す手法も見かけるようになったが、手すりにも広告を施すのはJR東日本企画内だけでなく、他社案件でもほとんど見かけない。マッチングするテーマ・素材が見つかりにくいのがその一因だが、今回の「スター・ウォーズ」における「ライトセーバー」は、鉄道利用者が実際に握って用いる「手すり」と、劇中で登場人物達が握って使う「ライトセーバー」の組合せとなり(しかも高さ的に、ちょうど柄の部分に手を添えることになる)数少ない「相性の良い素材」といえる。
公開終了まであまり時間が無いことや、採用している車両が中央総武線各駅停車の1編成のみということもあり、「手すりライトセーバー」に出会える機会はあまり多くない。運よく乗車できた人は、思う存分(、そして周囲に迷惑をかけないよう)、ジェダイの騎士となってほしいものだ。
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