銀座線の新車両「1000系」、報道関係者にお披露目

2011/10/06 12:00

1000系東京メトロは2011年10月5日、先の同年2月17日に発表した(【該当リリース、PDF】)、同社銀座線内で2012年春から順次量産導入する予定の新型車両「1000系」について、これを報道向けに公開した。テレビ映像などでまとまった形での露出は初めてということもあり、来年の導入を約半年後に控えたこともあわせ、覚え書き的に書き記して置くことにしよう。


↑ 報道陣に公開された1000系の公開を伝えるニュース映像(公式)。……は削除されたので、一般投稿から。
↑ 報道陣に公開された1000系の公開を伝えるニュース映像(公式)……は期限切れで削除されたので、一般投稿から。【直接リンクはこちら】

↑ 2月発表時のリリースにおけるイメージ
↑ 2月発表時のリリースにおけるイメージ

「1000系」は東洋初の地下鉄として昭和2年の地下鉄開業当時に導入され、以後40年間ほど使われてきた旧1000形をモチーフとした車両で、当時の車体色(レモンイエロー)を再現すると共に、レトロ調のデザインを全面に押し出したものとなっている。その一方、各種に最新技術を導入し、リリースにいわく「快適で独創性の高い車両」に仕上がっている。


↑ 旧1000形(上のは地下鉄博物館に保存されているもの)
↑ 旧1000形(上のは地下鉄博物館に保存されているもの)

1000系の特徴は次の通り。

■車内快適性の向上
・車内空間を快適にするため、これまでより小型でかつ約1.4倍の冷房能力を持った冷房装置を導入。
・座り心地を向上させるために、一人あたりの座席幅の拡大(440mm→460mm)、クッション性を改良。
・曲線走行時のレールと車輪の摩擦によるキシリ音を低減するため、新型操舵台車を採用。
・開放的な車内空間とするため、連結面や座席横の仕切り、荷棚に透明な強化ガラスを採用。

■車内装備
・乗り換え案内や駅設備案内等、よリ多くの情報を、見やすく、きめ細かに提供するため、各ドア上部に17インチワイド液晶の車内表示器を採用。
・立位時の姿勢保持、立ち座りの補助の目的から、座席前にスタンションポール(縦手すり)を設置。

■環境負荷低減
・永久磁石同期モータ(PMSM)の採用に加え、最新式制御装置の採用により、現行の01系VVVFインバータ制御と比較して約20%の駆動系消費電力量の削減。

↑ 車内イメージ
↑ 車内イメージ

また、リリース上には無いが照明にはLEDを採用し、節電効果も望めるとのこと。

今車両は「報道陣へのお披露目」は今回が初めてだったものの、製造・輸送過程や試験運用上では多数目撃されており、数多くの動画も公開されている。


↑ 東京メトロ1000系1101F甲種輸送 沼津。
↑ 東京メトロ1000系1101F甲種輸送 沼津。【直接リンクはこちら】

デザイン的には懐かしの車両をモチーフとしながら、機能的には最新技術を山盛り搭載した、まさに「温故知新」を体現したような新型車両「1000系」。来年春以降の実線導入以降、乗車報告などが楽しみでならない。

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