30年ぶりにカムバック、レモン仁丹がローソンで来年1月から先行発売
2013/12/21 08:00



↑ レモン仁丹
旧「レモン仁丹」はかつて「梅仁丹」などと共に、銀粒仁丹の姉妹品として発売され、若年層を中心に支持を集めていた。1978年に医薬部外品として発売を開始し、テレビCMでは歌手の岩崎宏美嬢が出演し、俳優の広川太一郎氏がナレーションを担当していた。しかし1984年には販売を終了してしまう。
今回登場する「レモン仁丹」(清涼菓子)は、昔ながらの丸剤製法(3日間かけてじっくりと乾燥させる)はそのままに、レモン本来の「ほろ苦さ」「ほろ酸っぱさ」をより一層際立たせた上での再登場となる。カリっとした歯ごたえと、かみ砕くことでレモンの「苦くて酸っぱい」味わいがじわじわと口の中に広がっていく、うるおいを覚えるタブレットとなっている。かつて同時期に発売されていた「梅仁丹」も、「梅仁丹120」として現在復刻発売中であることから、ペアで「昭和世代には懐かしみを覚える」「平成世代には真新しさを覚えさせる」品々として注目してほしいとのこと。
コンビニのレジの対面という好ポジションの棚に、ガムなどと並んで置かれていることが多いタブレット群。気軽に口の中をさわやかに出来、眠気覚ましにもなり、口元が寂しい時にサクッと食せるあたりが受けている。今回登場する「レモン仁丹」は、30年の時を越えて新たな常連タブレットとして、そのポジションを維持することができるだろうか。かつての商品を楽しんでいた人がどこまで思い起こして手に取るかが、一つのカギとなるかもしれない。
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