三菱自動車、軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」発売開始
2011/11/25 07:03



↑ 「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」試乗会での一コマ。【直接リンクはこちら】

↑ MINICAB-MiEV「CD 10.5kWh」(メーカーオプション装着車)
『MINICAB-MiEV』は、軽商用車『ミニキャブ バン』の「CD」をベースに、『i-MiEV』の開発で得られた技術やノウハウを最大限に生かして開発し、電気自動車ならではの高い環境性能と、商用車として要求される経済性、積載性、走行性能、信頼性を両立した。主な特徴は次の通り。
(1)環境性能
走行中、二酸化炭素を含めた排出ガスをまったくく発生しない“ゼロエミッション車”であるため、例えば、食料品や生花などの運搬や、ガソリン車などでは乗り入れが困難な場所(施設内や環境保護地域など)への輸送に適している。
(2)経済性
コストパフォーマンスの高い『ミニキャブ バン』をベース車とし、電気自動車に関する主要コンポーネントは『i-MiEV』と共通化を進めることで、車両価格を抑制。経済産業省の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助事業」の補助金制度が適用された場合、実質的な車両本体価格が「CD 10.5kWh」で173万円からとなるなど、調達しやすい価格設定とした。
また、主なランニングコストは電気代となるため、一般的に保有期間が長く、累積の走行距離も長くなる商用車の場合、車両価格などを含むトータルでガソリン車よりも有利となる可能性が高いほか、事業所や自宅などで充電できるので、給油に行く手間が不要になるなどの利点もある。
(※充電時間はCD 10.5kWhでAC200V-15Aにて4.5時間、AC100-10Aにて14時間。急速充電にて15分・80%)
(3)積載性
大容量の駆動用バッテリーを床下に、モーター、インバーターなどを荷室下に搭載する、『i-MiEV』と同様の優れたパッケージングにより、ベース車と同等の荷室スペースと積載量(350kg:2名乗車時)を確保。商用車に求められる高い実用性を実現。
(4)走行性能
発進時から最大トルクを発生する電気モーターの特性を生かし、多くの荷物を積載した状態でも、ストレスのない力強い走りを可能に。
電気自動車ならではの特長として、静粛性が高いため早朝・深夜の使用にも適しているほか、振動が少ないため、デリケートな品の輸送に向いている。さらに、乗り心地も良好で長時間運転の多いプロドライバーの疲労軽減にも繋がるなどのメリットがある。
(※一充電走行距離はCD 10.5kWhで100キロメートル、CD 16.0kWhで150キロメートル)
(5)信頼性
『i-MiEV』で実績のある主要コンポーネント(駆動用バッテリー、モーター等)を採用するとともに、新世代の電気自動車にふさわしい高度な車両統合制御技術「MiEV OS(MiEV Operating System)」を搭載。バッテリー状態の常時モニタリングや、回生ブレーキ機能によるエネルギー回収、滑らかで力強い発進制御などを行うことで、省エネルギーを実現しながら快適で安全・安心な走行を実現。
走行中、二酸化炭素を含めた排出ガスをまったくく発生しない“ゼロエミッション車”であるため、例えば、食料品や生花などの運搬や、ガソリン車などでは乗り入れが困難な場所(施設内や環境保護地域など)への輸送に適している。
(2)経済性
コストパフォーマンスの高い『ミニキャブ バン』をベース車とし、電気自動車に関する主要コンポーネントは『i-MiEV』と共通化を進めることで、車両価格を抑制。経済産業省の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助事業」の補助金制度が適用された場合、実質的な車両本体価格が「CD 10.5kWh」で173万円からとなるなど、調達しやすい価格設定とした。
また、主なランニングコストは電気代となるため、一般的に保有期間が長く、累積の走行距離も長くなる商用車の場合、車両価格などを含むトータルでガソリン車よりも有利となる可能性が高いほか、事業所や自宅などで充電できるので、給油に行く手間が不要になるなどの利点もある。
(※充電時間はCD 10.5kWhでAC200V-15Aにて4.5時間、AC100-10Aにて14時間。急速充電にて15分・80%)
(3)積載性
大容量の駆動用バッテリーを床下に、モーター、インバーターなどを荷室下に搭載する、『i-MiEV』と同様の優れたパッケージングにより、ベース車と同等の荷室スペースと積載量(350kg:2名乗車時)を確保。商用車に求められる高い実用性を実現。
(4)走行性能
発進時から最大トルクを発生する電気モーターの特性を生かし、多くの荷物を積載した状態でも、ストレスのない力強い走りを可能に。
電気自動車ならではの特長として、静粛性が高いため早朝・深夜の使用にも適しているほか、振動が少ないため、デリケートな品の輸送に向いている。さらに、乗り心地も良好で長時間運転の多いプロドライバーの疲労軽減にも繋がるなどのメリットがある。
(※一充電走行距離はCD 10.5kWhで100キロメートル、CD 16.0kWhで150キロメートル)
(5)信頼性
『i-MiEV』で実績のある主要コンポーネント(駆動用バッテリー、モーター等)を採用するとともに、新世代の電気自動車にふさわしい高度な車両統合制御技術「MiEV OS(MiEV Operating System)」を搭載。バッテリー状態の常時モニタリングや、回生ブレーキ機能によるエネルギー回収、滑らかで力強い発進制御などを行うことで、省エネルギーを実現しながら快適で安全・安心な走行を実現。
『MINICAB-MiEV』は、購入利用者のニーズに合わせて選択できるよう、総電力量が異なる2種類の駆動用バッテリーを設定した(「CD 10.5kWh」:JC08モード一充電走行距離100キロ、「CD 16.0kWh」:同150キロ)。経済産業省の補助金制度が適用された場合、実質的な車両本体価格が「CD 10.5kWh」で173万円から、「CD 16.0kWh」で202万円からとなるよう、購入しやすい価格に設定。なお販売方式は、現行の『i-MiEV』と同様、リース、クレジットおよび現金販売に対応している。
「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)」はすでに【電気自動車と路面電車・ヤマト運輸が手掛ける環境配慮への挑戦】でお伝えしたように、京都の京福電鉄が受注を決定するなど、都市圏での運用に期待が寄せられている。
今回の正式・一般向け販売の開始で、どこまで同車両が浸透していくのか。その動向に注目したい。

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