1/48サイズの有人潜水調査船プラモ「1/48 有人潜水調査船しんかい6500」登場

2011/12/08 06:42

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1/48 有人潜水調査船しんかい6500バンダイは2011年12月7日、先に【1/10サイズの宇宙服プラモ「1/10 ISS船外活動用宇宙服」登場】で紹介した理工系プラモデル『Exploring Lab.(エクスプローリング・ラボ)』シリーズの第二弾として『1/48 有人潜水調査船しんかい6500』を2012年1月8日に発売すると発表した。価格5040円(税込)。ボタン型電池LR-44を3個使用(別売り・テスト用電池付属)。完成時のサイズは205×90ミリ。マニピュレーター可動、投光器はLEDユニットで再現している(【発表リリース】)。



↑ 1/48 有人潜水調査船しんかい6500
↑ 1/48 有人潜水調査船しんかい6500

『1/48 有人潜水調査船しんかい6500』は独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運航する、世界で最も深く潜れる有人潜水調査船「しんかい6500」を、1/48スケールでプラモデル化した商品。開発にあたってはJAMSTEC監修のもと、「しんかい6500」のパイロットや整備スタッフへのインタビューなども行い、外観はもちろんコックピット内部まで細部にわたり忠実に再現している。

船体前方に位置するコックピット「耐圧殻」の内部は、計器類などの細かい部分まで再現。また、船体前方にある調査・採取作業時に使用する2本の「マニピュレータ」は可動させることができる。さらに、太陽光が届かない深海を照らす「投光器」はLEDユニットで表現するなど、水深6500メートルという極限環境で活躍する「しんかい6500」の姿をリアルに再現した。

↑ 細かな計器類
↑ 細かな計器類

↑ LEDユニットで投光器を再現
↑ LEDユニットで投光器を再現

フィギュア搭乗「理工系」にスポットライトを当てた企画のプラモデルは、比較的マイナーな領域の存在。単品としては昨今の「はやぶさ」などがイメージされるが、全般的には(特にここ数年)科学や理工系、モノ作りへの軽視傾向が見受けられるためか、さらには「大人のたしなみ」「大人向け娯楽」の一環としての提案型エンタメ要素として、積極的なアピール・啓蒙が推し進められているようにも見受けられる(例えば【ちゃんと動く、スゴい大人の科学...テオ・ヤンセンのミニビースト】などで紹介した「大人の科学」シリーズが好例)。テレビ映像などでその姿を一度は目にしたことがあるであろう「しんかい6500」の全貌が自分の目の前に現れるとなれば、科学的好奇心をかき立てられる人も少なくあるまい。

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