【更新】オールアバウトの金融情報誌「あるじゃん」、来年1月売り号で休刊へ

2011/12/09 06:35

あるじゃん【オールアバウト(2454)】は2011年12月8日、同日開催した取締役会において、2012年1月末日で同社が発行している金融情報誌「あるじゃん」を休刊し、金融情報誌事業を休止することを決議した。今後は【インターネット版の「あるじゃん」】を中心とした事業展開を行っていく([発表リリース、PDF])。

↑ 記事執筆時点で最新号の「あるじゃん」(2011年11月21日発売号)
↑ 記事執筆時点で最新号の「あるじゃん」(2011年11月21日発売号)

「あるじゃん」は1995年にリクルートが創刊した、月刊投資情報誌。名前はフランス語の「お金」を意味する「argent」に由来している。初心者をターゲットにした文章とイラストを展開し、どらちかといえば女性読者を主軸に捕えていた。2007年4月には営業権がオールアバウトに譲渡されている(【オールアバウトが発行する金融情報誌『あるじゃん』、新装刊!(2007年5月21日)】)。

今回の休刊・金融情報誌事業の休止についてオールアバウト側ではリリースの中で「雑誌市場の継続的な縮小で今後大きな成長が見込めない」「成長領域のインターネットでの情報展開に経営資源を重点投下する必要がある」と判断、「情報誌事業としての『あるじゃん』の休止」と「インターネット版『あるじゃん』の事業展開」を決定したと説明している。

なお直近(2011年3月期)における、同社全売上に対する金融情報誌事業の比率は18.6%・経常利益比は15.9%。業績への影響については合理的な算定が可能となった時点で速やかに公表する予定。また読者からの資料請求の受け付けは当面継続するとのこと。

【ビジネス・マネー系雑誌の部数変化をグラフ化してみる(2011年7月-9月データ)】などでも説明しているが、ビジネス・マネー誌は他の多くの雑誌同様、営業成績的に厳しい状態が続いている。インターネット版が継続していくとはいえ、今件は寂しい話であり、そして厳しい現実を見せつけられた感は否めまい。

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