来年春の花粉飛散は今年よりやや遅め、2月上旬から本格化の見込み・ウェザーニューズ発表

2011/12/16 06:22

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花粉飛散開始予想【ウェザーニューズ(4825)】は2011年12月15日、2012年の花粉シーズンにおける全国・各12エリア・都道府県別の「スギ・ヒノキ花粉」傾向を発表した。それによると来春(2012年春)の花粉は昨シーズン(2011年春)よりやや遅く、2月上旬から突入するとのこと。また花粉の飛散量については【来年の花粉は今年比で7割減少の見込み・ウェザーニューズ発表】でお伝えした通り、2011年春の3割程度(スギ。ヒノキも似たような傾向)になる予想を改めて伝えている(【発表リリース】)。


↑ 花粉の飛散開始予想(2012年)
↑ 花粉の飛散開始予想(2012年)

スギの雄花は冬の寒さを越え、比較的暖かくなると休眠を終えて花粉の飛散を開始する。この冬(2011年末-2012年頭)は段々と寒気の流れ込みが強まり、年末にかけて西・東日本でも真冬の寒さになる日が増える見込み。その後は、一時的に寒さがゆるむ日もあるものの、2012年1月末にかけて寒い日が多くなる見通し。そして2月に入る頃、一時的に寒気がゆるむタイミングがあると、西・東日本の早い所で花粉の飛散開始になりそうと伝えている。

2月中旬になると寒気はピークを越え、段々と春の到来を感じさせる暖かい日も増えていく。このため、2月中旬には西・東日本で飛散開始のエリアが一気に増えいくとのこと。その後、約1か月の間に次第に飛散開始になるエリアが北上し、3月中旬には東北北部でも飛散開始となる見通しであるとしている。

同社では全般的に、今シーズンは寒い冬となり、飛散開始時期は昨シーズンと同程度かやや遅くなる見通しであるとまとめている。また、飛散開始後は1週間-10日程度で本格的に花粉が飛散し、西日本や東日本太平洋側では 3月上旬-中旬、北陸や北日本では3月下旬-4月上旬にかけて、スギ花粉の飛散ピークを迎えそうであると予想し、さらにスギ花粉のピークを過ぎた後は徐々にヒノキ花粉が飛び始め、西・東日本では4月上旬-中旬にヒノキ花粉の飛散ピークを迎える見通しだと説明している。

花粉の到来時期を予想できても花粉は防げないが、花粉症の症状の事前対策は出来る。過去に症状で悩んだ経験のある人は、早めの準備をしておくにこしたことは無い。


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