【更新】5年保存可能なビスコ保存缶と3年のグリコ保存缶、2月14日から発売

2012/02/02 06:45

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ビスコ保存缶とグリコ保存缶【江崎グリコ(2206)】は2012年1月31日、同年2月14日から全国で「ビスコ保存缶」「グリコ保存缶」を発売すると発表した。ビスコ保存缶は5年、グリコ保存缶は3年の賞味期限を有する。価格は双方ともオープンプライス。専用の円筒形の缶に納められている([発表リリース])。


↑ 「ビスコ保存缶」(左)と「グリコ保存缶」(右)
↑ 「ビスコ保存缶」(左)と「グリコ保存缶」(右)

ビスコは江崎グリコの代表的なクリームサンドビスケットではあるが、先日【専用ケースがついた「ビスコ ハッピーアソート<ビスコケース付き>」、期間限定販売】で触れた通り、昨今は保存食としての注目も集めるようになった。特に保存用として特化した「ビスコ保存缶」は同社の人気キャラメル「グリコ」の保存用「グリコ保存缶」と共に、震災以降大きな需要の高まりを受け、前年比で7倍を超える出荷量を記録。これらの動向により、2011年度の「ビスコ」全体の売上は過去最高の45億円に達する見込みとなった。

保存食群今回発売される両保存缶は、従来の一般販売品と比べ、密封された缶に脱酸素材と共に入っているなどの工夫が施され、「ビスコ保存缶」は5年、「グリコ保存缶」は3年もの長期保存が可能(=賞味期限)。防災・備蓄食としての特性をアピールしている。

なお【5年間保存可能なビスコ缶も登場してるヨ】【5年間保存可能な保存食、色々と】などにもある通り、これらの保存缶は従来、毎年防災の日(9月1日)に向けて発売される。今回は先の東日本大地震・震災から1年の経過を迎えるにあたり、このタイミングでの発売となったものと思われる。

経験則上、他の防災用品と共に発売日以降、一般のスーパーやデパートなどにこれらの保存缶は顔を見せる。「食べやすさ」、そしてQOL(クオリティ・オブ・ライフ、生活の質)維持という観点では、保存食化したお菓子の存在意義は大きい。気になる人はこれに合わせ、色々と保存食について考えてみることをお勧めしたい。

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