賞味期限5年の非常食「コアラのマーチビスケット(保存缶)」2月7日から発売

2012/02/04 06:40

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「コアラのマーチビスケット(保存缶)」ロッテは2012年2月3日、賞味期限が5年の非常食商品『コアラのマーチビスケット(保存缶)』を同年2月7日から発売すると発表した。57グラム・3袋入り。価格はオープン価格(想定小売価格398円前後・税込)(【発表リリース】)。


↑ 『コアラのマーチビスケット(保存缶)』外装
↑ 『コアラのマーチビスケット(保存缶)』外装

↑ 『コアラのマーチビスケット(保存缶)』ラベルとビスケット絵柄
↑ 『コアラのマーチビスケット(保存缶)』ラベルとビスケット絵柄

『コアラのマーチビスケット(保存缶)』は、コアラのプリント絵柄が描かれたプレーンタイプのビスケット(通常の「コアラのマーチ」のようなチョコレートは入っていない)。震災時でも容易に食べられるよう3袋に分けられて梱包されている。賞味期限は5年(60か月)を想定、防災時の保存食としての利用が可能(【賞味期限が5年の「ミルクキャラメル」とビスケット「マリー」が非常食として今年も登場】で紹介した「ミルクキャラメル」や「マリー」も保存期間を5年間としている)。

また、保存缶の裏面には「災害用伝言ダイヤル」の「手引書」をプリント。「伝言ダイヤル」とは「171」を使い電話番号を暗証番号として、伝言を「被災者本人」と被災者の安否を気遣う人との間で交わすサービスだが、「いざ」という時にはつい使い方を忘れてしまうもの(【「こりゃ大変だ」本震後、何を使って連絡取ろうとした?】のデータでは、東日本大地震の際にほとんど使われなかったとの実態もある)。その「いざ」という時に用いるであろう保存食にプリントしておくことで、忘れずに利用することが可能となる。

なお今回発売される『コアラのマーチビスケット(保存缶)』はこの数年、毎年「防災の日」(9月1日)の一か月ほど前から発売を開始していた。しかし昨年3月の東日本大地震・震災を受け、【賞味期限5年の非常食「コアラのマーチビスケット(保存缶)」発売】にもある通り通常パターンの昨年8月にされた後、今回のように震災から1年を経過する2012年3月の約1か月前にあたる2月からの発売も行われるようになったと考えられる。これは先日の【5年保存可能なビスコ保存缶と3年のグリコ保存缶、2月14日から発売】と同じ傾向。

今後は東日本大地震・震災で人々の保存食・長期保存食品へのニーズが高まっていることから、これまで以上に多くの場所で今商品を見かける機会を得られるだろう。

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