スマホならぬスマボ…コカ・コーラから1.25リットルサイズのボトル登場
2012/04/03 06:40



↑ 「スマボ」イメージ

↑ 「スマボ」仕様
今回登場する「スマートボトル」略して“スマボ”は、1.25リットルという容量と、その独特の形態の組み合わせが最大の特長となる。持ち運びにも便利なスマートボトルは、飲み物を注ぐ時にも持ちやすいくびれをボトルの中央部分に配し、スーパーマーケットなどでの主な購買者にあたる女性やシニア層の利用にも配慮している。製品ラインアップは「爽健美茶」「綾鷹」「からだ巡茶」「アクエリアス ビタミンガード」「アクエリアス」「紅茶花伝 マイルドミルクティー」「紅茶花伝 ロイヤルストレートティー」の7種類。
この新しいPETボトルが先行限定発売される北海道は、47都道府県の中でも東京都に次いで2番目に1世帯当たりの人員が少ない地域。「スマートボトル」は、そのような少人数世帯の多い、現在の北海道民の生活スタイルを考慮に入れて開発されたとコカ・コーラ側では説明している。
そして「スマートボトル」の発売を後押ししたのが、2012年3月北海道コカ・コーラ ボトリングが約42億円を投資して札幌工場に竣工した新マルチPETライン。この新ラインの稼動により、札幌では280ミリリットルPETの小型サイズから 2リットルの大型サイズまで、市場のニーズに応じて、11種類のパッケージの製造・供給ができるようになった。

↑ 7種類のスマボ
コカ・コーラ側では今回の「スマボ」に対し、来たる少子高齢化社会の中において、国内の世帯の少人数化の傾向はさらに進行するとし、そのような状況下でのライフスタイルにほどよくマッチするボトルとして、将来的な全国での拡大導入も検討すると言及している。
イメージ写真では男女が「スマボ」を耳に添えており、一言も言及はしていないものの、「スマートフォン」の略名である「スマホ」になぞらえていることを容易に想像させるものとなっている。昨今急速に普及し、人々のライフスタイルを変えつつある「スマホ」。「スマボ」のイメージは、名前だけでなく世の中への浸透度合いでも「スマボ」にあやかりたい、それを目指しているというメッセージが秘められているのだろう。

スポンサードリンク
関連記事