ローソンからオリジナルチルドカップドリンク登場

2012/04/03 06:35

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オリジナルチルドカップドリンク[ローソン(2651)]は2012年4月2日、オリジナルのチルドカップドリンクを同年4月3日から全国のローソン店舗(ローソンストア100を除く)で発売すると発表した。価格120円-210円。「プレミアムライン」「ベーシックライン」「ヘルシーライン」「シーズナルライン」の4区分で構成されている(【発表リリース】)。


↑ 今回発売されるチルドカップドリンク
↑ 今回発売されるチルドカップドリンク

【チルドコーヒー…飲む人約半数、コーヒーの中で一番飲んでいる人は約1割】でも解説している通り、プラスチックスの容器(大抵はやや底の方が狭い円筒形)にストローを差して飲むコーヒーのことを「チルドコーヒー」と呼んでいる。種類が多種多様に及び、オフィスで飲んでも邪魔にならず、万一横倒しになっても漏れることがなく、少しずつ飲むことができる。「チルド」との言い回しから分かるように常温での保存が難しく賞味期限が短めだが、鮮度が高く賞味期限中ならば風味を保てるのも人気の一つ。昨今ではコーヒーだけでなく、多彩な飲料がこのチルドカップのスタイルで展開されている。

今回発売されるチルドカップドリンクは、同社のスイーツブランドUchi Cafe' SWEETS商品開発のノウハウを用い、原材料の一括大量仕入れなどにより品質の高い商品を手頃な価格で提供するというもの。スイーツと一緒にどこでも “カフェタイム”を楽しめるカフェメニューや、ジュースバーで人気の高いフルーツやヨーグルトを使ったメニューなど、4つのラインナップで展開される。

●プレミアムライン
「プレミアムロールケーキ」に使用している北海道産純生クリームを合わせることで濃厚なミルク感が味わえる「カフェラテ」と「ミルクティー」。

●ベーシックライン
毎日の飲用を想定した定番のコーヒー(カフェオレとブラック)を揃えている。

●ヘルシーライン
忙しく働く女性に向けたヘルシーなヨーグルトドリンク。

●シーズナルライン(※4月10日(火)より発売)
ごろごろとしたフルーツ果肉やナタデココなどが入った“飲むスイーツ”。太めのストローで果肉の食感も楽しめる。
※約1か月ごとに季節に合わせた新商品を発売して行く予定。

コンビニの製品の棚でもかなりのスペースを割いて置かれる、見方を変えればそれだけ需要の大きい「チルドコーヒー」をはじめとしたチルド飲料。他社との差別化や商品価値の独自添付、さらには収益率の向上などを目的とし、プライベートブランドで展開する方向性は至極当然といえる。今回のチルドカップドリンクはすでに展開している自社ブランドのノウハウを用いており、効率の良い開発と展開が行われているのもポイント(仕組みの共有化でロス削減が図れる)。

大手コンビニでは常用品のプライベートブランド化が進んでいる。今回のチルドカップドリンクもまた、その流れの一環にあるともいえよう。

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