サントリー、リサイクルで新規石油由来原料を使わないペットボトルを実用化

2012/04/13 06:35

リペットボトルサントリー食品インターナショナルは2012年4月12日、メカニカルリサイクル(使用済みのプラスチック製品を、同じ製品か別のプラスチック製品の樹脂材料として利用するリサイクル方法)による、再生PET樹脂を100%使用した「リペットボトル」を実用化し、同年4月から「サントリー ウーロン茶」の一部に導入すると発表した。同社ではこれをもって「新たな石油由来原料を全く使わないペットボトルの製造が可能となった」としている(【発表リリース】)。

↑ リペットボトル
↑ リペットボトル

サントリー食品インターナショナルでは日本国内飲料業界初となるペットボトルのBtoBメカニカルリサイクルシステムを協栄産業と共同で構築し、同システムにより製造した再生PET樹脂を50%含む“リペットボトル(市場から回収したペットボトルのメカニカルリサイクルによる再生PET樹脂を原料として50%以上使用したペットボトルのことを指す)”を「サントリー ウーロン茶」に2011年5月から導入している。回収したペットボトルの新たなリサイクル手法として高い評価を受け、これまでにも「循環型社会形成推進功労者等環境大臣表彰」などさまざまな賞を受賞している。

今回、BtoBメカニカルリサイクルシステムを約1年間運用した結果、安定した供給が可能なことが確認できたため、同システムによる再生PET樹脂の使用量を50%から100%へ拡大し、国内飲料業界で初めて実用化、今回の発表となった。これにより、新たな石油由来原料をまったく使わないペットボトルの製造が可能になった次第。サントリー側では今後「伊右衛門」などに順次拡大し、国内の循環型社会へのさらなる貢献を目指すとコメントしている。

写真を見た限りでは該当ペットボトルがリペットボトルなのか否かですら判断は出来ない(そのように作っているのだから当然といえばそれまでの話)。資源調達リスクや環境負荷を考えれば、これもまた一種の社会貢献活動として、賞賛すべき施策といえよう。

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