【更新】北海道産の超強力小麦「ゆめちから」を使った食パン、敷島製パンから期間限定発売

2012/05/15 06:30

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ゆめちから入り食パンPascoブランドを展開する敷島製パンは2012年5月14日、北海道で収穫された小麦「ゆめちから」を使った食パン「ゆめちから入り食パン」を同年6月1日から6月30日までの期間限定で発売すると発表した。価格300円(税抜き)。関東・中部・関西地区限定、量販店・コンビニでの発売([発表リリース])。


↑ ゆめちから入り食パン
↑ ゆめちから入り食パン

「ゆめちから」は、パンの製造に重要な“グルテン”を作るタンパク質含有量が高い点が特徴の小麦。中力粉とのブレンドにより優れた製パン適性を持つことから、従来の国産小麦に比べて高い品質のパンが作れるとして、さらには病気に強く、収穫量を多く見込める “秋まき”種であることから、期待の新品種とされている。

敷島製パンではこの「ゆめちから」を使用したパンの美味しさを通じて、国産小麦の生産拡大、そして食料自給率の向上に貢献することを目指し、今回「ゆめちから」、そして北海道産中力小麦「きたほなみ」を使用した食パン「ゆめちから入り食パン」を発売することとなった。

大型の生産ラインで安定した製造ができるよう製パンテストを重ねた結果、ほんのりした甘みと、ふんわりもっちりした弾力が特徴の、食感の良い食パンが完成。この特徴を生かすため、製品は厚めの5枚スライスで提供されることになった。その上、「ゆめちから」に合わせ、砂糖、バター、もち米粉も北海道産を使用。「ゆめちから」が日本を代表するパン用小麦になってほしいという気持ちをこめて、パッケージは「日本」をイメージしたデザインにしたとのこと。

一袋分で300円と昨今の食パン相場価格と比べると、かなりお高めの額であることは否定できない。その価格に目をつむれるような味わいを呈してくれるのか、「ゆめちから」の力が名前通り夢を与えてくれるようなものなのか、気になるところだ。

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