NTTドコモ、ブログやSNS運営企業に携帯「利用者」の年齢情報を「間接的に」提供へ
2012/05/22 06:40


今回ドコモが新たに情報を取得するのは、契約者では無く「携帯電話を主に利用する人」の氏名と生年月日。未成年者が携帯電話を利用する際、契約手続きや支払いなどの観点から、「契約者は保護者」「利用実態は子供が主たる利用者」という事例も少なくない。今件の情報取得により、実際の利用者の年齢情報をドコモ側は把握できることになる(携帯本体の契約者「以外」が主な利用者の場合、利用者自身の氏名・生年月日を確認できる本人確認書類の提示が必要)。
そしてドコモはCGMサービスの提供会社に対し、提供会社が運用する「年齢情報対応サービス」に利用者がアクセスしようとした際、「利用者の同意の上」「その利用者が、指定年齢に適応した年齢か否か」(設定年齢以上か未満か「のみ」で、氏名や生年月日、満年齢の情報そのものは提供されない)を提供する。
ドコモは今回の取り組み開始により、「未成年の利用客がより安心・安全にサービスを利用できるようになる」と説明している。
なお年齢情報のCGMサービス提供会社に対する提示は、すでにauやソフトバンクモバイルが実施しているが、NTTドコモが行うのは今回が初めてとなる。

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