ローソン、店内調理の揚げ物惣菜を充実・パック販売も促進

2012/05/25 06:45

こだわり仕込みの鶏から揚げ[ローソン(2651)]は2012年5月24日、プライベートブランド(PB)商品展開の一環として、店内調理の揚物惣菜の充実(ナチュラルローソン、ローソンストア100除く)を推し進めることを発表した。「こだわり仕込みの鶏から揚げ」や「ジューシーメンチカツ」など、15種類がメニューとして展開されることになる。またパック販売も同時に行われる(店舗によって販売商品は異なる)(【発表リリース】)。

↑ 店内調理の揚物惣菜一例
↑ 店内調理の揚物惣菜一例

↑ 店内調理の揚物惣菜一覧
↑ 店内調理の揚物惣菜一覧

今回の揚物惣菜の充実は、自宅での調理が面倒な揚げ物について、1個からでも「中食」用として購入できるという提案のもとに行われている。メインメニューとしてだけでなく、「もう1品」のおかずやおつまみ、さらにはおやつとしての購入も視野に置いているとのこと。

同社のリサーチによれば、例えば「ジューシーメンチカツ」が20代までよりは30代以上、男性よりは女性、そして朝やお昼時よりは夕方・夕食前後の時間帯に多く(頻度・個数共に)購入されており、「主に主婦層によって夕食のおかずとしてご家族分をまとめて購入されること」が多いという推定が成り立つとしている。

さらに今回改めて公知されたのが「パック販売」。

↑ パック販売とサーマルプリンタ
↑ パック販売とサーマルプリンタ

ローソン、あるいは競合他社店舗で最近よく見かけるようになった「フライヤーでも展開されている揚げ物商品のパック販売」だが、これについて「夕方から夜にかけてのまとめ買いをしやすくするため」と説明。さらに店内調理品のパック販売の拡大のため、消費期限などの情報を印字したシールを発行する「サーマルプリンタ」の店舗への導入を進め、まとめ買い需要に対応できる体制を整えるとしている。

コンビニの日常生活への浸透が進むに連れ、客層も幅広いものとなり、昨今では主婦層や高齢層への対応に注力が注がれている感がある。前者は未開拓市場、後者は今後の市場拡大・対応という観点によるところが大きい。特に後者は【一人身のお年寄りはコロッケが好き…世代別・単身世帯の揚物や惣菜などの支出比率をグラフ化してみる(2011年分反映)】などにもある通り、「揚げ物購入額は多分の品目で、高齢者の方が額が大きい」という世間一般のイメージとはやや異なる実態がある。

↑ 単身世帯世代別・該当食費項目の月次支出(円)(2011年)
↑ 単身世帯世代別・該当食費項目の月次支出(円)(2011年)(再録)

顧客の需要を考えると、今後特に食品周りにおいて、コンビニの食品スーパー化の動きが進むものと思われる。中でも「揚げ物」はコンビニ系のレジ横商品の個性、特徴の一つであり、見た目や香りによる集客効果も大きい。今後どのような戦略を打ち出してくるのか、ローソンに限らず各コンビニの動向が気になるところだ。

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