「置くだけ充電」無接点充電パット「チャージパッド」の実証実験をファミリーマート一部店舗で開始

2012/05/26 06:40

このエントリーをはてなブックマークに追加
充電[ファミリーマート(8028)]は2012年5月25日、パナソニック協力のもとに、置くだけで携帯電話やスマートフォンなどの充電ができるワイヤレス給電の国際標準規格「Qi(チー)」に対応した、パナソニック製無接点充電パッド「チャージパッド」の設置実験を、東京都23区内におけるイートインコーナー(店内で購入商品などを食せる場所)設置店舗の一部(約35店舗)で、2012年5月末から順次開始すると発表した。1店舗あたり2台-3台の設置となる。2013年3月末までの予定(【発表リリース】)。


↑ 設置イメージ図とチャージパッド
↑ 設置イメージ図とチャージパッド

近年は、スマートフォンを初めとする多様なモバイル機器の急速な普及に伴い、より便利な充電方式への期待が高まっている。今回の行われる設置実験では、ファミリーマートのイートインコーナーにおける携帯電話・スマートフォンなどの充電需要、またそれに伴う利用客の在店時間など、お客に提供するサービスとしての有効性を検証していくことになる。

今回用いられる「チャージパッド」は、本来「Qi」対応機器のみの充電が可能なアイテム。しかし今件実証実験ではファミリーマートにおける充電需要を検証することを目的としているため、特別に「Qi」未対応の携帯電話、スマートフォンでも端子から充電ができるようアタッチメントを設置している。ただし機種によって充電ができない場合もある。

携帯電話・スマートフォンなどのモバイル端末の普及に連れ、電池切れ問題に頭を抱える事例も増加の一途をたどる。充電設備、しかも気軽に使える無接点充電パッドを配することで、どこまでイートイン、そしてコンビニ自身のサービス向上・魅力アップ・集客に寄与することになるのか。電気自動車の充電スタンド問題のモバイル端末版のようでもあり、色々と気になるところだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサードリンク


関連記事


▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2020 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー