西友、年末までに1400品目の値下げ発表・第一弾は6月14日から500品目

2012/06/13 06:45

値下げ西友は2012年6月12日、2012年末までに衣・食・住それぞれの分野において合計約1400品目の値下げを計画していると発表した。第一弾として同年6月14日から、夏にかけて需要が高まる商品をはじめ、食品・日用品合わせて500品目の値下げを実施する(【発表リリース】)。

↑ 主な値下げ商品
↑ 主な値下げ商品

西友では、これまでEDLP(Every Day Low Price)戦略に基づく低価格路線を推進している。このEDLP戦略の特徴は、利用客の声とニーズに応じた商品を継続的に低価格にて提供するもので、その推進のためには、継続的に生産性向上に取り組み、それにより削減できたコストを価格に投資するEDLC(Every Day Low Cost)という取り組みが不可欠となっている。

これまでも、2011年6月には震災後の利用客の需要の変化をリサーチし、それに応じるために1000品目の値下げを実施、同年9月には、ツィッターを使って利用客のニーズを吸い上げる個性的な「サゲリク」キャンペーンを食料品を対象として開始した。また2012年1月には、その第二弾となる日用品対象の「サゲリクII」を実施している。その結果、西友での2012年4月時点の主要食品(生鮮品除く)1300品目の価格は、2011年3月と比較して平均約8%安くなっている。

今回西友が発表するのは、2012年のEDLP戦略に基づく年間商品計画。西友では、2012年6月14日よりソフトドリンクやそうめんなど、サマーシーズンに需要が高まる商品を含む約500品目を値下げする。継続的に利用客に向けて低価格を提供するという、EDLP戦略の一環として実施されるもの。値下げ商品は、過去2回実施した「サゲリク」に寄せられた要望や各リサーチによる顧客データに基づいて決定されている。今後、2012年秋、冬にも、夏と同等数のEDLP値下げを予定しており、継続的に利用客の需要に合わせた商品を低価格にて提供していくとしている。

サゲイストまた同社では今回の500品目値下げに合わせ、値下げ戦略を実施する自社を「サゲイスト」という擬人キャラ化した。6月14日からテレビCMをはじめとする広報展開の中で、この「サゲイスト」が登場し、同社の「値下げ」戦略をアピールしていくことになる。

今件は多分に、同業他社によるPB(プライベートブランド。小売店独自のブランド)の安値展開戦略に対抗する意味合いが強い。西友では敢えてNB(ナショナルブランド。メーカー自身が開発し、どこでも手に入る商品。誰もが知ってる大企業の製品が代表的)の値を下げることで、対抗しているものと思われる。値下げ率ではPBに及ばない面も多いが、消費者にとっては「馴染みある商品」の値下げなだけに、インパクトも大きい。どれほど注目され実売数を上げ、そして直接的な利益だけでなく集客・リピート効果も合わせ、どこまで成果を上げることができるのか。注視していきたいところだ。


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